オールドタイマーズデイのセレモニーの後はOB達によるエキシビジョンゲームが始まります。 クリッパーズVSボンバーズという適当なチーム名です。チーム分けがどうなってるのかも良くわかりません。 当初はこのOB戦がメインだと思ってたんですが、どう考えてもセレモニーの方がメインでした。 外野でなんかやってるし、内野にはテレビカメラが入っているしで盛り上がったセレモニーに比べるとゆるゆるの雰囲気でした。 暴れん坊で知られたデビッド・ウェルズがビーンボールを投げて乱闘が始まりそうになるお約束とかがあった気がします。 一番ビックリしたのがポール・オニールがあわやホームランのフェンス直撃の当たりを放ったこと。でも一塁止まり。 守備が空気を読んでるのかヒットは割と出ますがみんな走れません。 こんな風に審判のすぐ後ろにカメラが入ったり、和気藹々とした感じでフィールド・オブ・ドリームスが進行します。 バーニー・ウィリアムスもヒットを放ちました。まだやれそうな気がしました。日本に来て欲しい。でも彼の今の職業はミュージシャン。 気づいたら試合は終わっていました。5回まででボンバーズが2-1で勝ったようです。まあどっちがどっちなのかわかりません。 さて間髪入れず本編の試合、ヤンキースVSレイズの準備が始まります。スタメンは昨日と変わりません。 水とホットドッグを買ってきて最後の真夏の我慢大会に備えます。 今日の両先発投手。共に防御率5点台。 今日はこのままラッシュのライブを見にジョーンズ・ビーチへ行くので試合は2時間ほどしか見られません。だから出来るだけ早く試合が進んで欲しいのですがどうやら乱打戦になりそうだなとこの時点では思いました。 イチローのスタメン紹介の絵。昨日撮り忘れたので。 ヤンキース先発のイバン・ノバ。やたら"スーパーノバ"という二つ名でプッシュされていました。豪快に投げ下ろすかっこいいフォーム。 2年前は16勝を挙げましたが今シーズンはここまで出遅れています。しかしこれから黒田やサバシアが不調に陥った夏場に大活躍、8月には5連勝を記録するんですね。この日も初回に1点を失いますがそれ以降は三振の山を築きます。 イチローの初打席。ガードナーを一塁に置いてセーフティバントを試みますがなんとキャッチャーフライに倒れてしまいました。イッチ肩身が狭いよイッチ。 しかしガードナーがなんやかやで三塁に進み続くカノーが見事な犠牲フライ。1-1の同点とします。 55は松井ではなくオーバーベイ。もちろんノーヒットです。 イニング間にヤンキース語学教室というおもしろコーナーが唐突に始まりました。 この日は日本語でした。イチローが「暖かくなかった」という言葉を言い手本を見せます。 それをチームメイト達が発声するのですが「アタタタタタ…」という感じで誰一人まともに言えません。 そしてイチローが「アチャー」といったジェスチャーをすると観客は大盛り上がりなのです。本当にかなりウケてました。 レイズ先発はクリス・アーチャー。ここまで1勝の実績の無い投手ですが、ランナーを出しながらも凡打に打ち取っていきます。 実はこっちの方もこれから夏場に大活躍。この日からなんと7連勝するんですね。レイズのポストシーズン進出に大いに貢献しました。結局マイヤーズに譲りましたが彼も新人王候補に挙げられました。アーチャーを覚醒させたのはこの日のヤンキース打線かも知れません。 というわけで防御率5点台の両先発は、これから大活躍するこの時最も好調の投手でした。乱打戦どころか締まった投手戦が続きます。 そしてクイズ。イニング間には絶対に何かやります。 イチローの第二打席。昨日に続いて実績が紹介されています。 好調のガードナーが二塁打を打った後の打席でしたがアーチャーの前に三振に倒れます。このままで終わってしまうのか。 あまりに暑いのでイチローの打席が終わったあと避難しました。暴力的な太陽でした。グランドから上がってきた子供がコンコースにクリーミーな紫色のゲロを撒くのを目撃したりしました。夏場にここに来る人は熱中症に気をつけましょう。 さてそろそろ旅のメインイベント、ラッシュを見にジョーンズ・ビーチに行かなくてはならない。 次回 14.23日−4 ジョーンズ・ビーチへ |