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 ニューヨーク RUSH & メジャーリーグ観戦記 2013

 10.22日−5 マイナーリーグ〜ブルーノートNY〜夜のタイムズスクエア







 というわけで、ヤンキース1Aのスタテンアイランド・ヤンキースとレイズ1Aのハドソンバレー・レネゲイズの試合です。自分が来た時はすでにレネゲイズが2-0でリードしていました。

 これはヤンキースの先発投手。結構な手投げっぽい気がしました。




 こっちはレネゲイズの先発。そういえばサウスポーを初めて見たような。




 イニング間には子供たちの綱引き大会がいきなり始まりました。




 レネゲイズに2ランホームランが飛び出しました。ボールが海に入ったかどうかはわかりません。




 おお、外野の向こうに自分が乗ってきたフェリーが着きました。




 レネゲイズ4-0とリード、ヤンキースはいい所がありません。




 今度は新人の歌手らしきお姉さんが出てきて歌のプレゼント。すごい声量でした。ニューヨークともなればこの位の実力の人がゴロゴロいるんでしょう。




 ヤンキースの反撃開始。3番打者のタイムリーで1点を返した後、4番がチンコを握りながら登場。昼間見たメジャーリーガーに比べるとやはり線が細い気がします。彼もタイムリーヒットを放ち2点目を返します。




 そして打ちそうな雰囲気のある5番バッターが登場。しかしあえなく彼がダブルプレーに倒れ攻撃終了。結局試合はこのまま4-2でレネゲイズが勝ったそうです。




 暗くなって来た所で全員起立、いつもの国歌タイム。




 続いて「Take Me Out to the Ball Game」。私を野球に連れてってを聴きながら自分は球場を後にします。




 海の向こうに見えるマンハッタンの夜景が呼んでいる。2時間弱でしたがマイナーリーグの雰囲気を味わえました。




 こっちが正面入口です。フェリーに近い方。




 またフェリーに乗って帰ります。土曜の夜はフェリーが一時間に一本しかない。もう帰らないと間に合わない。




 夜の女神様です。

 ここでブルーノートに行こうと思った経緯を。
 自分はロック寄りのジャズしか聴かないが、ここまで来たらジャズを聴きに行きたい。ニューヨークのジャズクラブを検索していたら、ブルーノートにこの日出演するのが渡辺貞夫だった。その前の週がジョン・マクラフリンだった。

 マクラフリンを見たかった、一週ズレていればなあと思ったが、待てよ。マクラフリンだったら来日した時に自主的に見に行く気になるだろう。しかしナベサダさんを日本で見ようとは思わない。こういう機会でも無ければ絶対に見ない人なわけだ。

 それにナベサダさんをブルーノート東京で見ると8400円+飲食代とかなわけだが、ブルーノートNYだと35ドル+飲食代とかである。5000円も安い。ナベサダさん80才だしここで見なければもう二度と見ない。そんなわけで他のジャズクラブにしようかと迷ったがここは話の種にブルーノートに行っておこうと思ったわけです。




 100万ドルの夜景が見えてきました。

 開演は22:30ですが、ブルーノートには22:00に着かなければなりません。予約が効くのは22:00までで、それを過ぎると当日券の客を入れますんでそこで満員になったら知りませんよーというのがブルーノートのシステム。

 マクラフリンならともかくナベサダさんで満員になることは無いと思うんだけど(ちなみにマクラフリン55ドルで売り切れ、ナベサダさん35ドルで余裕。一番安い時は25ドルらしい)。

 しかしマイナーリーグでも満員になった、土曜の夜のイベントに賭けるアメリカ人の情熱は舐められない。演奏する人が誰でもかまわないから来る当日客もいたりするんじゃないか。まあ満員で入れなかったらそれもネタになるなんて考えながらフェリーに揺られていました。




 そんなわけで地下鉄1番線が閉鎖されてた時点で22時に着くのはもう無理なわけです。タクシーは昨日のことがあって使いたくないので、結局乗って来た地下鉄456番線に乗って一番近い駅まで行って歩いていくことにしました。

 結構距離あるんですが、ニューヨークは通りにキッチリ番号表示があるので迷うことは無いだろう多分。




 結論から言うと間に合いました。開演22:30の5分ぐらい前になんとか。

 さすがに急いでいたので道中写真撮ってるヒマはありませんでした。夜のワシントン公園周辺が真っ暗で怖かった。

 全く土地勘の無い異国の夜の街を、スケジュール通りに動くという使命感だけでたどり着けた気がします。ドラえもんがどしゃ降りの雨の中1人で草野球やってた話あるじゃん、あれに出てきたスケジュール守らせる道具(スケジュールどけい。そのまんまの名前)を使っていたような。




Sadao Watanabe, sax
Lawrence Fields, piano
Yasushi Nakamura, bass
Greg Hutchinson, drums

 ギリギリに着くとこんな席です。でも疲れていたのでもうどうでもいいです。ここに来て音を聴けただけで十分。これ正面はギッシリ客入ってるんですよ。空いているのはこんな端の方だけ。

 ライブの方はベース、ドラム、ピアノともジャズロックっぽいかなりタイトな演奏。その中を仙人ナベサダがゆらゆらと自由に泳ぎ回る、といった印象でしょうか。




 ライブ終了。夢やったんや。

 後はレシートにサインを書いてクレジットカードを渡して会計して帰りです。自分はサインを書く場所がわからなかったので店のお姉さんに追いかけられました。




 2FにはCDやグッズなどお土産コーナーがあります。




 入る時に撮り忘れたブルーノートNY店頭。




 深夜1:00を過ぎていましたがまだ終われない、せっかくなのでサタデーナイトで盛況な夜のタイムズスクエア周辺を見学に行きました。




 深夜なのに馬もいる。




 ブロードウェイ終点にはさらにおびただしい人が。




 映画パシフィックリムの宣伝。




 もう思い残すことは無いので近くのセブンで夜食を買ってホテルへ。




 ライトアップされたエンパイアステートビルも見えます。




 2:00くらいにようやくホテルに到着し深夜のチェックイン。しかしここで問題発生。昼間預けた荷物が出てこない。もう荷物預けコーナーが閉まっているのでそういう時はドアマンを呼べと言われたがそいつが持ち場にいない。フロントで聞いても休憩中とかで出てこない。結局1時間くらい待たされた。もう疲れきってシャワーも浴びず4時近くに寝ました。やっと波乱の2日目終了。

 いくら深夜でも荷物が出てこないとは思わないじゃんか普通。しかし評判の悪いホテルと知っていたのだからやっぱりヤンキースタジアム出た時に一度チェックインしておくのが正解だったんですけどね。
 全てはスケジュールの詰め込みすぎが原因でもある。しかしギリギリのスケジュールを組んでその通りに動けるか挑戦するというのが自分は好きみたいだ。しょうがない、俺はこういう人間だ。



次回 11.23日−1 ゲートウェイセンター〜ヤンキースタジアムへ








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