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 カリフォルニア MLB観戦記 2015

 17.4/13−2 ホーム開幕セレモニー/ジャイアンツ×ロッキーズ







 サンフランシスコ・ジャイアンツ、2015年シーズンのホーム開幕戦セレモニーが始まりました。 プレイボールの30分ほど前です。




 まず対戦相手のコロラド・ロッキーズの選手たちが普通に一人ずつ入場します。




 そしてジャイアンツの方はというと、こうしてバックスクリーン中央のフェンスが開いてゾロゾロと歩いてきます。 おおこの演出は大門軍団みたいでかっこいいぞ。名将ボウチー監督と主砲ポージーがトロフィーを持っています。




 先頭にバムガーナー。青木は真ん中らへんで談笑しながら歩いています。白い歯が見える。チームに溶け込んでいるようです。




 そして全員整列して最近亡くなった人の追悼。ロン・シモンズさんという50年くらいジャイアンツの実況アナウンサーをしていた人。




 そして国歌斉唱は、マーシャル・タッカー・バンド。日本じゃあまり知名度は無いが長い活動歴を誇る結構名のあるサザンロックバンドだ。




 「星条旗よ永遠なれ」に合わせて巨大星条旗ご開帳、花火も鳴り銀テープも飛び交い、大盛り上がりだ。ああ、来て良かったねえ。




 さあ試合開始、と思ったがまだ終わらない。




 やにわにみんな、馬に向かう。




 バムガーナーが馬に乗って場内を練り歩く。




 そして港の見えるライトスタンドにチャンピオンフラッグ装着!




 やりたい放題なセレモニーが終わり試合開始。肝心の試合の方はすごく塩でした。




 ジャイアンツ先発はクリス・ヘストン。長年かけてマイナーリーグを一歩ずつ登っていって今年ようやく開幕ローテーションを勝ち取ったルーキー。ルーキーでもバムガーナーより年上という。ヘルナンデスとかバムガーナーとかのスーパーエースがどれだけ飛び抜けているかよくわかる。
 ヘストンはこの年ノーヒットノーランも達成するなどローテを守り12勝を挙げました。




 両軍のオーダー。ロッキーズのトロウィツキーはチームの顔なので紹介されるだけでジャイアンツファンからブーイングが起きます。残念ながら夏に移籍してしまうのですが。




 初回はヘストンがトロウィツキーを三振に打ち取ります。




 ジャイアンツの攻撃は青木から。名前はノリ青木と略されています。ノリ中村みたいだ。場内アナウンスでは「アオキサン」 と呼ばれていたような覚えがあります。




 アオキサンはこの開幕時絶好調だったのでセンター前ヒットで出ました。




 ロッキーズ先発のバトラー。四球を出しまくりテンポも悪いのですがいわゆる荒れ球ってやつでしょうか、ジャイアンツは攻めあぐねます。




 この日も四番ポージーが打てず立ち上がりの悪いバトラーを助けてしまいます。




 試合がサクサク進み盛り上がらないのでパノラマ写真を撮ったりしていました。こんなすごい球場に来ることはもうない。




 あそこにジャイアンツの永久欠番があります。




 マスコットもブルジョワ感がある。車に乗ったままやる気なく謎の小袋を客席に放ります。




 試合の方は、4回に一番打たれてはいけないトロウィツキーのタイムリーでブラックモンが帰りロッキーズ先制。




 トロウィツキーと青木。彼はケガが多いのにショートを守ります。
 青木が再び打ちましたが今度はパガンが併殺。そういえば2試合見てジャイアンツが得点した所を見なかった。




 日米野球2014に来て大活躍したことでも知られるジャスティン・モーノー。彼も知名度あるのかと思ったが多数のジャイアンツファンはトロウィツキーしか知らないようだった。




 キティ師匠! バブルヘッド人形というのは選手の人形をよくプレゼントしていますが、何故こんな所にまで。




 メジャーリーグで必ずある帽子クイズ。リーバイスがスポンサーなのかこの球場ではジーンズクイズでした。




 ロッキーズの5番ノーラン・アレナド。この時点ではまだ若手の有望株という感じでしたが、このシーズン大爆発してホームラン・打点王を獲得。一気にメジャーリーグを代表する打者に。
 ロッキーズファンからしたら、アレナド最高や! トロウィツキーなんかいらんかったんや! って感じでしょう。




 7回に2点目を取られると、ボウチー監督が抗議に出て客席が盛り上がります。ジャイアンツにいい所がないので監督ぐらいでしか盛り上がる所がありません。




 このスタジアム、昼間の日差しがある時はTシャツでいいぐらい暑かったですが、やがて風がビュービュー吹いてきてかなり寒くなります。




 今日の収容人数。AT&Tパークのキャパは41503人なので立ち見も多く出たようです。




 ジャイアンツはロッキーズの継投で交わされ、0-2で負けのままついに9回まで来ました。
 自分のメジャーリーグ旅行を締めくくることにもなるロッキーズの抑えはラファエル・ベタンコート。 意外な投手が出てきました。若い頃横浜ベイスターズに在籍していたことがあり、メジャーリーグではリリーフ専門で600試合以上登板した投手。もう40才で選手晩年であり、彼の現役最後のセーブを見ることになったようです。




 しかしまだ2点差、打順は青木からで一人出ればポージーに回ります。GET LOUDで球場を盛り上げますが、やっぱりブルジョワなお客さんが多いのか、ドジャースタジアムやドットコのような熱狂ぶりは感じません。




 頼みの青木も三振に倒れ、0-2のまま試合終了。荷物を取りに行かなくてはいけないので急いで球場を出ます。




 最後の試合にしては盛り上がりに欠ける試合でしたが、AT&Tパークは素晴らしいスタジアムでした。
 しかしやっぱりスタジアムが良くても良い試合があってこそだと思った。メジャー最低の球場と言われたドットコでも試合がエキサイティングだったため鮮烈な思い出となった。メジャーのスタジアムを見て回る旅でしたが、やっぱり試合が一番という当たり前の結論に。

   さようならメジャーリーグ、また会う日まで。




 歩いて再びメインストリートに戻り荷物を回収。
 行くぜ、ラストダンジョン・オラクルアリーナへ! そして日本に帰る!



次回 18.4/13−3 ウォリアーズ×グリズリーズ@オラクル・アリーナ〜帰国






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