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 カリフォルニア MLB観戦記 2015

 18.4/13−3 ウォリアーズ×グリズリーズ@オラクル・アリーナ〜帰国







 勝手知ったるオークランドコロシアム駅。3日連続でやってまいりました。試合開始が19:30だから1時間半ぐらい前に来たことになります。




 さて黄色のグッズに身を包んだ熱狂的ウォリアーズファンがさぞやたくさんいるだろう! と思いきや誰もいない。
 一瞬中止になったとか思いましたがそんなことはない。開始1時間半前ってそんなに早くないよな?




 コロシアムの外周をぐるっと歩きます。オラクルアリーナはドットコの先にある。




 荷物の持ち込み制限は厳しいようだった。着く前の位置から係員に「お前その荷物は持って入れないぞ」のようなことを言われる。BAG CHECK(荷物預け場所)はどこ? と聞くと教えてくれます。




 ドットコの内野正面入口がウォリアーズの荷物預け場所になっている。アスレチックスのプレハブの荷物預け場所ではない。 アスレチックスは2〜3ドルだか取られたので利用している人はあまりいなかったが、こっちはタダなのでたくさん預けている。
 黒人のおばちゃんがいっぱいいて渡すと「あんたのは重いね!全く!」のようなことを言われる。聞き取れなくても顔でわかる。




 ここが太陽と月が出会う場所、ドットコとオラクルアリーナが向き合う所になります。




 いつものように金属探知機をくぐって入場します。一般の入場ゲートは2Fの方になります。




 内装も綺麗だけどもう50年使っているアリーナ。ステープルズセンターよりも質実剛健な印象を受けました。




 とりあえずは2Fからの眺めを見てくる。VIP席のゾーンが1層しかないので2Fからでもそんなに悪くなさそう。 ステープルズセンターは3層もあった。




 2Fに行く階段から外を見る。こういう目立たない所だとアリーナというより体育館って感じがしますね。




 まだ客はそんなに来てなかったけどチームストアはやたら混んでいた。




 コーラを買ってきて自分の席につく。7日間の疲れが溜まっていてもう動きたくなかった。後は試合開始を待つだけだ。130ドルの席でこのくらいです、今NBAで一番強いチームなので当然高い。




 下部組織だろうか、子供のチームによるエキシビションゲーム。みんな上手い、何よりシュートの精度がすごかった。ポンポン入る。




 対戦相手グリズリーズの練習が始まる。ウォリアーズが強すぎるが、グリズリーズも地区2位の強豪だった。マーク・ガソルがいる。それぐらいしか知らなくて申し訳ない。




 そしてウォリアーズの選手が出てくるとアリーナは大歓声に包まれます。黄金時代を築こうとしているウォリアーズ、圧倒的な強さで地区優勝を決めていました。言ってしまえば消化試合、あと目指すのはチームの最多勝利記録を伸ばすくらいの状態で、 プレーオフへ向けてケガしたくないから主力を休ませるのではないかと心配しましたが、

 ウォリアーズ カリー/トンプソン/バーンズ/グリーン/ボーガット

 グリズリーズ リー/ウードリック/ランドルフ/グリーン/ガソル

 というベストメンバーと言えるスターターで臨んでくれました。やったぜ!




 注目はやっぱりこれからのNBAの顔と言われるスター選手ステファン・カリー。自分のようなにわかがこの男を生で見られるとは!

 天才的スリーポイントシューターだがNBA選手としてはそんなに体格がいいわけでもない。かつてのジョーダン、コービー、レブロンといったデカくて早くて上手い何でもできる一人の超人に頼るのではなく、チームトータルの堅守速攻で強いというのがウォリアーズ。ウォリアーズの影響で世界バスケのトレンドもそうした組織力に変わろうとしている、それほど強いわけです。やばい。しかしこんな選手が練習してる傍まで一般人らしき人が入るのな。




 国歌斉唱はどこかの少年少女合唱団だった。心が洗われるような歌声でした。




 その後はド派手な演出で選手紹介、これがアメリカなのだ。USA! USA!




 チアのお姉さんたちもこの辺まで来てくれる。USA! USA!




 試合開始。ウォリアーズのプレイは、パス回し、ドリブル全てにおいて早い! 早すぎる! 上手く写真が撮れそうになかった。これはNBAでウォリアーズだけが圧倒的に強いのも頷ける。




 カリーのスリーポイント等で序盤から10点近い差を付けてしまいます。




 メジャーリーグ観戦でも何度か見た謎の軍人さんのセレモニーがここでも行われた。同じ人じゃないだろうな。一体何の強化週間だったのだろう。




 グリズリーズで印象に残ったのは献身的にカリーのマークをしていたカレイテスという選手。なんかハゲいじりをされているような…。ちなみに彼はこのシーズン終了後故郷ギリシャに帰ってしまいました。何があったのか。




 第2クォーターに入るとカリーと並ぶもう一人の点取り屋クレイ・トンプソンが大爆発。3連続スリーポイント等狂ったようにシュートを決めまくる。一人だけ早回しのようだった。この試合42得点を記録、この日はカリーよりトンプソンの日でした。彼も2メートルあるのだがこの中だと普通の身長に見える。




 22点差を付け、ハーフタイムに入ります。ウォリアーズの圧倒的な強さを見ることが出来ました。

 ちなみにオラクルアリーナでは客席が黄色一色に包まれて熱狂的な応援があるという話でしたが、やっぱり消化試合のためかそれほどでもなく居心地よく観戦できました。




 ハーフタイムの音楽は、おお生バンドだすごい。もう編成とこの雰囲気だけでかっこいい。




 後半になってもウォリアーズの勢いは止まらない。ドレイモンドグリーンの守備から、




 再びカリーのスリーポイントが決まる。第3クォーターで30点以上の差を付けてしまいます。強い、強すぎる。




 これだけ強いとチアのお姉さんたちのダンスもキレキレである。




 マリース・スペイツという笑顔を絶やさないデブが入ってきてデブ選手好きの自分も満足。強いチームはセカンドユニットにデブを入れる法則。
 カリーはガム噛んでるのかと思ったけどマウスピースをああやってブラブラさせるのが癖なのだそう。




 マクドナルドからパラシュート型のプレゼント降下。




 これだけ差が付いたら決まりだろう、第4クォーターは流しモードに。カリーもトンプソンもガソルも下げてしまいセカンドユニット同士の対決になった。




 こうなるとお客さんが結構帰って行くんだよなあ。最後まで見てけよって感じですがみんなお金持ちそうだから。




 客を冷やさないようにプレゼント砲を打ち込んでいます。




 しかし何が起こるかわからないものでセカンドユニット対決になってからグリズリーズ猛反撃。結局111-107、ウォリアーズ辛くも逃げ切りました。




 自分は終わる直後くらいですぐ出ました。もう22時近かった。空港まで1時間半はかかる、BARTが遅れたりしたら怖いじゃん。 やっぱり常になんか文句言ってるおばちゃんから荷物を受け取り、NBAの興奮の余韻を残したまま空港直行。帰れるんだ、これで帰れるんだ。




 幸いBARTは遅れることなく、出航時刻2時間前にサンフランシスコ空港駅に到着しました。




 夜0時のサンフランシスコ空港。とっとと荷物検査を済ませてあまり開いていない売店で適当に土産物を買います。




 JALの飛行機を見ると安心するね。




 乗り込んでシートベルトを締めると意識を失い、機内食で起こされる。つまり離陸の時すら気づかなかったわけでそれほど疲れ切った。なんとかハードスケジュールをこなせた。全試合、見ることが出来た。




 朝もやの中に富士山が見えた時、日本に帰ってきたことを実感した。しかしこの航路で富士山見えたっけ? まあいいこれは富士山だ。
 疲れ切ったがたまにはこんなこともしなければならない。またいつかアメリカのエンターテインメントを体感しに行こう。
 ゴンザレス、マイヤーズ、キンブレル、パガン、トラウト、プホルス、デイビス、クルーズ、グレイ、レディック、バトラー、ジェシーハン、アオキサン、そしてグリフィン、カリー、トンプソン。彼らを見た記憶が薄れることは無いのである。














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