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 ニューヨーク RUSH & メジャーリーグ観戦記 2013

 15.23日−5 ラッシュ/ライブ・アット・ジョーンズ・ビーチ・シアター







 チケットを引き換え、ジョーンズビーチシアターに入ります。




 内部はやたら係員がいろんな所にいた。ここはスタンドの形状からスポーツのスタジアムの雰囲気。
 内野1/4だけ残された野球場というか、日比谷の野音にさらに2階スタンドが組まれたような感じというか。日本には野外でこういう会場って無い。日本だとたいてい多目的にしてしまう、野外の大会場でコンサート専用というと需要が難しいんだろう。アメリカにはこういうの各地にいっぱいあるからすごい。




 時間が無いのですぐ自分の席に着きます。今回は近い。肉眼でちゃんと見られる。




 席はGブロックの前の方、通路側端をゲットしました。もう発売後だったんですが割といい席だ。




 横はすぐ海。ステージは海上に作られています。




Set 1:
1."Subdivisions"
2."The Big Money"
3."Force Ten"
4."Grand Designs"
5."Middletown Dreams"
6."Territories"
7."The Analog Kid"
8."The Pass"
9."Where's My Thing?, Pt. 4: Gangster of Boats Trilogy"
10."Far Cry"




 さあ始まった! このライブを見にアメリカまで来た、奇跡のカーニバル開幕だ。

 近い近いよ。映像でしか見られなかったゲディがすぐそばだ。生きてる動いてる! ハーシーの時は遠かったので比較的撮影に気を割いていましたが、今回はライブに乗ることに専念しています。
 だいたいのステージ構成も前回紹介したので今回はあまり言葉を尽くさず行きます。




 しかも今日のゲディはオールバックだ。
 ホールと野外の違い、セットリスト違い、ゲディの髪型違いと2通り見られた。やっぱり2回見ておいて良かった!




 5曲目、前回は名曲"Limelight"でしたが今回は"Middletown Dreams"という渋い曲が聴けました。やっぱり前半は80年代楽曲中心です。




 今回はどうしても席がゲディ寄りなのでアレックスの写真があまりありません。あしからず。




 大盛り上がりの"The Analog Kid"の次は"The Pass"をまったりと歌い上げます。これシングル曲だったんですね。






 観衆が大いに沸くニールのドラムソロ。下を見ればわかるようにみんな狂ったように動画を撮っています。youtubeにアップありがとう。




 ラストの"Far Cry"熱唱。




 やった! 第一部完! あっという間だった。最高だ。




 休憩中。後ろを向くとこんな感じ。満席と思いきや右上は空いてるような。

 休憩中は売り子がビールやつまみを売りに来ます。ますます野球場の雰囲気。ゴミはもちろんそのまま散らかしっぱなし。
 あとライブ中困ったことといえば後ろの席の奴らが記念写真を撮りに前の方に来るんですわ。ライブ中ですよ? それ位ならかわいいもんですがそのまま通路に居座ってライブを見る奴とか多い。自分が通路側の席なので結構ウザいんですわ。係員たくさんいるのに注意しません。

 ライブの内容も会場も言葉に出来ないほど最高でしたが、やっぱり日本でもRUSHを見たい。




Set 2: (with Clockwork Angels String Ensemble)
1."Caravan"
2."Clockwork Angels"
3."The Anarchist"
4."Carnies"
5."The Wreckers"
6."Headlong Flight"
7."Halo Effect"
8."Wish Them Well"
9."The Garden"
10."Dreamline"
11."Red Sector A"
12."YYZ"
13."The Spirit of Radio"
Encore:
1."Tom Sawyer"
2."2112: Overture/Temples of Syrinx/Grand Finale"




 前回解説したように一部はウォーミングアップ、二部はストリングスを従えてアルバム"Clockwork Angels"を大幅に強化した 究極のショウの開始。




 珍しくアレ様の写真も撮ってあったので貼っておきます。首が無いようだが…。




 この流れならニールも。






 もう言葉はいりません。このあたりで小雨が振り出してきました。




 そしてアルバムの目玉"Headlong Flight"。前回ほど写真を撮っていません。ケヒョー!と発狂してノリまくっていたのでしょう。




 そしてアルバム曲の中でセットリストが変わる所、前回"Seven Cities of Gold"でしたがこの日は"Wish Them Well" です。

 そして雨が本降りになってきました。もう写真を撮るのがキツくなってきた所です。




 "The Garden"で"Clockwork Angels"パートは感動のフィナーレ。




 その次はセットリスト違い、前回"Manhattan Project"の所でこの日はあのイントロは、 ぎゃああ、"Dreamline"だあ!!
 ウィアーヤァーーン!




 雨が強く、ここで写真は限界でした。

 後は"YYZ"、"The Spirit of Radio"、"Tom Sawyer"、"2112"の超代表曲つるべ打ちを残すのみ。もう目に焼き付けるだけだ! RUSHと共に雨に打たれながらライブはまさに最高潮!

 なのですが、ご家族連れなどを中心に雨のせいでもう退避を始める客が結構ゾロゾロと…。
 家族でアミューズメント的に来る感覚なんでしょうかね、「よーしパパジョーンズビーチへドライブへ行くぞ、ついでにライブも見ちゃうか!」みたいな。

 日本人からするとここで帰るのは信じられない。いつでもRUSHを見られる人たちがうらやましい。




 ああ、終わっちゃうよ。

 ハーシーの時はもう1回野外で見られるとワクワクして会場を後に出来ましたが、この時の寂しさは異常でした。果たしてまたRUSHを見る日が来るでしょうか。

 「生きとし生ける者は必ず死ぬ。死ぬ時に後悔はしたくねーのさ」というバベンスキーの言葉を借りて、一度はRUSHを見たい思ってここまで来ましたが、次のツアーが決まった時に「2度目」で海外まで行くエネルギーが残っているかどうか。


 雨も降っていたので、ライブ終了後の寸劇映像もあまり見ずとっとと引き上げましたが、帰りのバスはもうほとんど客が乗り込んでいました。みんな早すぎ。さすがバスに乗り遅れるなという諺がある国。




 帰りは早かったです。道も空いていて1時間で24:00ちょっとにマンハッタンまで帰ってきました。

 ジョーンズビーチにはやっぱりシャトルバスやタクシーも来ていなかったように見えました。このバスを手配していなかったら今も会場前で右往左往していたかも知れません。
 というわけで真夏のジョーンズビーチシアターのライブへ行く方にこのRocks offのバスはお勧めしますよ。 一人で行く場合は特に。




 ホテルで昼間の試合を見る。ヤンキースは2点取られて1-3でそのままあっさり負けました。じゃあまあギリギリまで粘って見なくても良かった。
 実はこの2日後の試合は黒田とダルビッシュが投げあい、最後にイチローがサヨナラホームランを打つというとんでもない試合でした。いくら用事があるからと言ってそんな試合を途中で帰ったら一生悔いを残しますよ。
 そしてきっちりシャワーを浴びて寝ました。お湯は暑いのがちゃんと出ました。



次回 16.24日−1 セントラルパーク〜エンパイアステートビル








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