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 ニューヨーク RUSH & メジャーリーグ観戦記 2013

 03.21日−3 ニューヨーク−ハリスバーグ







 自分の乗るアムトラックのキーストーン号というのはニューヨークからフィラデルフィアを経由してそこからまっすぐ西へ行ってハリスバーグが終点という、アムトラックの中ではかなり短い路線です。

 ちなみにフィラデルフィアから南西へ下る路線に乗るとワシントンへ行きます。ニューヨークに旅行してオプションでワシントンやボストンに行くのはポピュラーのようですが、ハリスバーグなんて地味な所へ旅行で行った日本人のブログは皆無だったため参考になるものが何もありませんでした。

 ラッシュのライブが無ければ絶対に行かない所だった。ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルチモア、ワシントンのメジャーリーグ観戦ラインにとても惹かれますが今回はラッシュ優先の旅行なので。自分が海外旅行をして何がしたいって言われたらまずラッシュのライブを見ることなのである。




 これがニューヨーク・ペン駅のアムトラック改札口。大勢の人でごった返しています。

 あの電光掲示板の自分が乗る路線の右に、出発10分くらい前になったら乗る入口の番号が表示されるシステムで、見たらその入口へ殺到する。よってみんなあそこを睨んでいます。




 これがアムトラックのeチケット。アムトラックのホームページで予約購入して、メールで送られて来たファイルをそのままプリントアウトしただけのものです。

 こんなので乗れるんだろうか。ちゃんとしたチケットに交換するんじゃないかと不安でしたが、先の列車に乗る客がみんなこいつを持ってドシドシ乗り込んでいくため安心する。




 乗車の時間。これが自分の乗るキーストーン号です。客車のボディはどれも同じデザインのようですが。




 平日金曜の下り列車なので車内はガラガラだと予想していましたが、満員でした。やっぱり予約しておいて良かった。もっともガラガラだとしても並んで買う手間はぶけるので予約しておいた方がいいんですが。

 出発すると駅員が回ってくるので、さっきのeチケットのQRコードをピコーンとするだけ。アムトラックには売店とか食堂車もあるそうですがこの路線は短いためかありませんでした。




 トンネルを抜けて地上に出ました。




 フィラデルフィアまでの車窓は常にこんな感じ。廃屋系が多くてあまりいい景色ではないです。




 時間通りに中間地点のフィラデルフィアに到着。ここで客がほとんど降ります。なんだみんなここに来たかっただけか。




 フィラデルフィアまでは特急でしたがここからは各駅停車で鈍行のスピードです。

 窓の景色もアメリカの片田舎という感じでいい風情になりました。




 Downingtown駅。何もなさそうな街でいい感じ。




 広大な田園風景が続きます。この辺りから列車のスピードがノロノロ運転になりました。
 アムトラックは時間通りに着くことはあまりなく、遅れて当たり前と聞いていましたがそんな感じになってきました。理由らしきものを放送していた気がしますが何言ってるかわからへん。




 予定を30分遅れて3:50にハリスバーグに到着しました。

 乗り心地はとても良かったです。気持ちが高ぶっていたのか4時間近く乗った気は全然しませんでした。




 ハリスバーグ駅構内。伝統と調和したデザインの駅です。




 駅を出てハリスバーグのメインストリートを歩く。州都だけあって拓けた街だが、観光地ではないので派手な店とかはない。
 当然観光客っぽい人や東洋人っぽいのもいない。自分が一人ぼっちの異邦人という感じでいい気分です。これが海外旅行の醍醐味ってやつか。こういう所にも来てみたかった。

 ここで1時間ほど散策するつもりだったがアムトラックが遅れたので30分程度に短縮する。




 Pennsylvania State Capitol(ペンシルバニア州議会議事堂)。ハリスバーグで一番の観光名所らしい。近くに行ってみるつもりだったが上記の理由で割愛。観光はサスケハナ川に絞ることにする。




 メインストリートをひたすらまっすぐ歩きます。そうすれば川にぶつかるはず。ここも大変暑かったです。




 サスケハナ川に着きました。ずーっと上流にはあのスリーマイル島があるそうです。

 なんでここに来たかったかというとこの橋の向こうの中洲の島にはこの街を本拠地にするマイナーリーグAA、ハリスバーグ・セネタースのスタジアムがあるんですね。
 試合は夜でラッシュのライブと被るから見られないんですが、まあスタジアムだけでも見たい。一応ロックとベースボールの旅なのでアメリカ地方都市のマイナー球場の雰囲気を感じてみるだけでいい。

 セネタースというグッドドオールドな名前にも惹かれるものがある。戦前は日本にもあったチーム名だ。柳沢きみおの「男の自画像」の主人公が所属するチームもセネタースだった。




 人が渡る方の橋はこっち。




 というわけでせっかく来たので行ってみます。結構距離ありました。右の部分は金網で下が見えるのでスリルあります。




 渡りきりました。すぐ向こうに見えるのがセネタースの本拠地、メトロバンクパーク。




 手前には懐かしい感じのゲーセンがありました。




 スタジアムに近づこうとしたら謎のチンチン電車が結構なスピードで前を横切りました。この柵も何も無い所がアメリカらしい。轢かれたら自己責任なんでしょう。




 チケット売り場。当然のことながら閑散としています。試合を見てみたかったがマイナーリーグのためにもう一泊するわけにはいかない。ラッシュのライブを見ることが何よりも優先される。
 マイナーリーグの雰囲気は次の日のニューヨーク・スタテン島で味わうことにします。




 歩いていて日本がアメリカの野球に絶対勝てない所はここだと思いました。

 アメリカはメジャーリーグのチームがある大都市以外にも、ある程度の規模の街にはマイナーリーグ、独立リーグのチームがあって、こういう1万人くらい入るいい風情のスタジアムがある。

 日本にもBCリーグや四国ILといった独立リーグが最近出来ましたが、やっぱりプロ野球以外の独立リーグや二軍戦は見向きもされないのが現状。
 アメリカはマイナーリーグや独立リーグの試合も地方都市の娯楽として成立している。試合の勝ち負けを注視するというよりスタジアムに遊びに行くのが習慣化してるんでしょうね。

 日本で全都道府県にマイナーチームが出来てちゃんとお客さんが入るなんて状況は来るんでしょうか。サッカーはそれに近づいていますが。




 と思ったらこの島にはサッカー場まであるんですね。スタンドはほとんど無いみたいですが。

 調べてみたらハリスバーグ・シティーアイランダーズという、MLSから数えて3部扱いのUSLというリーグに所属する チームの本拠地だそうです。3部リーグのチームがあるんなら大したもんだ。




 島からハリスバーグの街。平和だねえ。




 遊覧船が停まってました。せわしないですが時間が無いのでまた橋を渡って街へ戻ります。



次回 04.21日−4 ハリスバーグ−ハーシー






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