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 カリフォルニア MLB観戦記 2015

 06.4/9−2 パドレス×ジャイアンツ







 さて試合です。3回表、青木が四球で出塁した所で、




 パドレス先発イアン・ケネディが何らかのアクシデントでいきなり降板。どういうアクシデントだったのかは調べてません。ミドルブルックス、スペル長すぎて半円になってる。




 その後を継いだ亡命キューバ選手の投げるデスパイネ、オドリサマー・デスパイネが好投。5回をノーヒットに抑えました。




 対するジャイアンツ先発はティム・ハドソン。現役最多勝(214勝)にしてMLB30球団全勝利も達成している大ベテラン。こちらも無失点に抑え、球が飛ばないペトコパークらしい0行進が続きます。




 ご覧のように入場者全員にプレゼントされた高帽をかぶっている人が多く、写真が撮りにくかったりするのだがそこはカメラマンの腕でなんとかします。ペトコパークはここから見るとイングランドスタイルのサッカー場のようにグラウンドにスタンドがボン、ボンと点在して建っているような印象を持つ。
 ドジャースタジアムではパドレスファンを1人しか見なかったが、ここでは1〜2割ジャイアンツファンがいる。さすが人気球団である。




 マイヤーズの本拠地登場映像。今日は内野安打1本でした。左にあるのは建設前からあって球場に組み込まれた有名なビル。




 グラウンドキーパーの中にダンサーが紛れ込んでいてガチで踊りだすパフォーマンス。




 青木がボールガールとキャッチボールをしていたのが印象的でした。いい球投げるんだこれが。




 そして帽子クイズ。全球場の帽子クイズをコンプしてみたい。




 デーゲームは3塁側が日陰、1塁側が日なた。自分は3塁側だから涼しかったが向こうは暑そうだ。投手戦だったので試合は中盤特筆することがないのです。




 ジャイアンツの3番パガン。元々1番打者ですが、クリーンナップのペンスを欠いているので3番に入って、1番に青木が入っています。数字的にはそれほどでもないが闘志を前面に出すリードオフマンという感じ。広島の大下とか日ハムの広瀬を思い出します。あだ名はクレイジー・ホース。




 4番ポージー。名捕手にして3割20本くらい打つメジャーリーグを代表するスター。しかし今日はデスパイネを打てません。頼りになりそうなのは青木、パガン、ポージーの3人という感じの開幕直後のジャイアンツ。




 7回から試合は慌しくなります。裸の銃を持つ男のドレビン警部が登場しパドレスを鼓舞。




 その効果か1、3塁のチャンスを作りハドソンを引きずりおろします。苦虫を噛み潰したような顔でマウンドを降りるハドソン。こわい。




 なんとかピンチを脱し、外野から連れ立って帰ってくるパガンと青木。頼れる兄貴という感じでかっこいい。実はこの2人同じ齢ですが。




 0-0のまま試合は終盤へ。8回パドレスは去年まで守護神だったホアキン・ベノアを投入。キンブレルの加入で今年はセットアッパーをやっています。




 ヒット→バント→四球で1、2塁のチャンス。ここでジャイアンツは、青木だ! この開幕時とても好調だった青木、ここはもう打つしかないだろう。




 結果はペトコパークじゃなかったらホームランだったんじゃないかというライトフライ。あまりにも大飛球だったため、1塁ランナーまでもタッチアップ。セーフかアウトか揉めている所です。またチャレンジの結果セーフでしたが、その後ベノアが抑えきります。




 その裏、トップガンだか愛と青春の旅立ちだかの映像でパドレスを鼓舞! 映画ネタ多いなペトコパーク。




 しかしジャイアンツの中継ぎエース、ゴツいヒゲのセルジオ・ロモの前に三者凡退。出てくるリリーフみんな個性的で面白。




 デンデンデンデン デンデンデンデン デンデンデンデンデン ウッ!

 9回、さて真打ちの登場だ。ガンズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」を出囃子に4年連続セーブ王、メジャーリーグ最強守護神クレイグ・キンブレル本拠地初見参! 開幕直前に移籍してきたのでこの登場映像も急増気味だけどとてもかっこいい。




 荒ぶる鷹のポーズ!
 キンブレルはいちいちこんなポーズでキャッチャーのサインを覗き込みます。カッコつけてやってるとしか思えない。なんというキャラ立ち、なんてワクワクさせる男。




 対する先頭バッターは闘将パガン。あだ名はクレイジー・ホースなのにエンジェルなんてかわいい名前だったんすか。




 キンブレルがナンボのもんじゃあああ!!
 いきなり3塁打! まさにメジャーリーグ! これぞメジャーリーグ! カッコよすぎる、俺はパガンのファンになった。




 続く4番ポージーは四球。これはもう公然の敬遠で当然でしょう。




 ノーアウト1、3塁という大ピンチですが、幾多の修羅場をくぐり抜けて来たキンブレル、怖いポージーさえ歩かせてしまえばもう彼のターンなのであります。続くクロフォードを内野フライに打ち取ると、次は元楽天イーグルスのマギー、




 結果はダブルプレイ、キンブレル劇場ここに大団円! 
 ドジャースファンに比べればおとなしかったパドレスファンもここでは大興奮、優勝したような大騒ぎなのであります。さあ、サヨナラだ!という感じ。この試合はこの9回表の攻防が全てでした。とてつもない緊張感だった。パガン、キンブレル、なんと素晴らしい男達だろうか。




 マギーも元NPB代表として期待してたのですが。日本にいた時あれほど迫力があったマギーもキンブレルの前では蛇ににらまれたカエルのようでした。怖い所だここは。こんな所でやっている青木は改めてすげえ。




 9回裏、エンゼルスのラリーモンキーをパクったラリーゴリラが登場、サヨナラ勝ちへ向けて観客を盛り上げます。




 ジャイアンツ投手はジーン・マチに交代。サヨナラ見たいけどデブ選手好きな自分としてはがんばって欲しい。 パドレスは2塁までランナーを進めますがまた継投でかわされました。




 試合は0-0のままスコアレス延長戦へ。得点はないが投手交代は多かったのでもう3時間以上経過、明るいですが19時近いです。こうなったらもういつ終わるかわからないし、もうここらで行くか。キンブレルも見られたし。 Blue Octoberのライブへ行かなくてはならない。



次回 07.4/9−3 Blue October/Fear Tour@ハウス・オブ・ブルース・サンディエゴ






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