スーパーリスナークラブDECADE

-SINCE 2000-


パーリスに聞け!(フォームメーラー)



091216 俺は人間によく似た生き物

 
二千花解散
 くぬううううううううう。残念すぎる。今年最も聴いた曲は二千花の 「リバーズエッジ」とmoumoonの「EVERGREEN」の2曲だった。終わった。私の邦楽は終わった。
 単に活動が止まったままだったらいずれユニバーサルかエイベックスに拾ってもらえるとか望みが持てるが、はっきり解散表明しちゃったからには契約切れるに当たって本人たちが決断しちゃったんだろう。

 結局宣伝された音楽しか売れないから。メジャー的な宣伝にもサブカル的な宣伝にも乗らない二千花のようなユニットはいずれこうなるのはわかっていたが少なくとも「リバーズエッジ」と「愛情」が入った2ndアルバムは出してくれるものと思っていた。それでも吉本じゃなかったらもう少しいいタイアップあったかも。
 00年代最高のユニットだったかも知れない。作品数が少ないから凡作を聴かなかったという意味では。CORE OF SOUL、トルネード竜巻、ニルギリスとかだったらある程度消耗する所まで聴いたからあんまり思い残すことは無いのだが、二千花はやっぱりあともう一枚は聴かないと納得できない。ボーカルの人もソロデビュー目指すエネルギー無さそうだしな。

 しばらく旅に出る。



091215 スーパー海老蔵クラブ


 私の中で小沢一郎が「現代の松永久秀」から「現代の董卓」にクラスチェンジした。現代日本で董卓が見られるとは思わなかった。ある意味得した気分。しかし日本国民から見ると董卓なんだけど中国共産党から見ると伯嚭みたいな政治家なんだろうな。


 
「バナナ・マンゴー・ハイスクール」がユニバーサルから発売
 番組中で3つのレコード会社の担当者が来て、こんなものCD化するのはどうせユニバーサルだろうと思ったが本当にユニバーサルだったのでさすがと思った。

 それぐらい最近変なCDが出てたらユニバーサルということが多かった。
 「歌スタ」タイアップの久本妹の不気味な折伏ソングもユニバーサルだったし、
 IMARUだけじゃなく関根麻里もCDデビューしたと思ったらユニバーサルだったし、
 東方神起に続けとばかりにBIGBANGと超新星を韓国から受け入れたのもユニバーサルだったし、
 アルバム出して終わったはずのCLUB PRINCEが何故か新曲を出したと思ったら ユニバーサルだったし、
 NOKKO、杏里、稲垣潤一といったベテランが節操の無いカバーアルバムを出したと思ったらユニバーサルだったし。

 カバー、着うた、韓流、久本、七光り、ホスト、そして今度はAV女優、どうだこの迫力! このCDが売れないご時勢、話題性が少しでもあれば何でもデビューさせてしまう姿勢は純粋になんかかっこいい。
 来年のユニバーサルの新人はIMARUと関根麻里と恵比寿マスカッツだ。ユニバーサルから目が離せねえ。

 玉置成実、傳田真央、BENIを拾ってくれたことでも知られるユニバーサルだが、ではそのユニバーサルから切られたMizはどこへ行けばいいのか。玉置成実とSoweluとMizには消えるまでまで着いて行く。

 あんまりユニバーサルを連呼してたからTin Machineの曲「Baby Universal」が聴きたくなった。Tin Machineはデビッド・ボウイが突如組んだバンドで、あまり売れなかったが、私はああいうポリスやジェネシスやラッシュみたいなシンプルでヘヴィなバンドは好きだった。



091213 ワンピースに興味無くて良かった


 臓物アニマルズをトラベリング・ウィルベリーズだとすると、野村道子がロイ・オービソンだよな。一人だけ世代の違う大御所がいるという一点だけで例えてしまった。


 NEEDLESSがいつの間にか終わっていた。


 11eyesって緩いB級アニメかと思ってたのにやたらドロドログログロしてきたのは何故かと思ったらスクールデイズやマイセルフユアセルフでおなじみの伊藤誠がプロデューサーだったのか。今回は設定が非日常だから毎週一人ずつ死んでいくようになって、もうやりたい放題だ。まだ2話も残っている。最終回放送できるんだろうか。
 ガンダム富野せんせいが「最近のアニメは萌えばかりで内容が無い」みたいなこと良く言ってるけど、富野先生はこういう人間関係がギスギスして人が死ぬのがいいんだろう。あなたの望むものがここにあるじゃないか。絶対今のアニメちゃんと見てない。恋姫無双とか見ちゃったのかな。


 「ささめきこと」のED曲がいい曲だ。20年前に渡辺美里が歌ってそうな曲だ。渡辺美里と羽田美智子を萌えキャラ化した百合コメディアニメが見たくなった。
 清浦夏実は3年間でシングル4枚という細く長い活動だったが来年ようやくアルバムが出るようなので買いだ。



 パーリスに聞け!レス

 森田クラブ…そんなのありましたね。美少女クラブも渋 谷飛鳥メインで出発したのに今や原幹恵(が1期生だっ たことすらさっき検索して気づいた)が出世頭かあ。ベ ニー(not元千葉ロッテ)もmizrock並の迷走でしたな。

 原幹恵が出世頭になってしまうのかあ。ティーンエイジクラブってどうなったんでしょうね、CDデビューするはずだったのに・・・。
 そういえば美少女コンテストグランプリ取っただけで何年も音沙汰が無かった河北麻友子が海老蔵の愛人の一人として登場したのも今年だった。げえっ!また海老蔵!
 BENIは最新のアルバムが10万枚も売れたのだから大出世ですよ。個人的にはBENIや西野カナみたいな路線で売れても聴かないけど。

 詩音が…!!

 詩音があんなオチとはなあ。パーリスが東原みたいなデ スノートにならないことを祈るのみです。

 僕らの詩音が・・・!!! よりによってケタミンって・・・!!!

 詩音が逮捕とな!

 なんと詩音姐さんが合成麻薬「ケタミン」を使用した罪 で逮捕されてしまいましたね。いったいどこから足がつ いたのやら、なぜ彼女が麻薬をやっていたのやら、謎だ らけですが、それよりも韓国籍だったことに軽いショッ クを覚えました。しかも26歳って・・・。韓国の女性で も整形しない人っているんですね。


 うろたえるな小僧ども!!(シオンだけに) 
 私は別に詩音の専門家じゃないぞ。前にも書いたように私は詩音の声だけを評価していたのであり、聴きながら脳内で美人のシンガーが歌っている様を想像していたほどだ。だから中の人がどうなろうとどうでもいい。
 何よ!何も気にしてないよ!(野村沙知代「SUCH A BEAUTIFUL LADY」の歌い出し)という気分なのだ。
 なんだそのケタミンって笑い薬みたいな可愛い名前は。もっと毒々しい名前にしろ。冗談顔だけにしろ!



091209 ジャスティス!ジャスティス!勇者!


 「ミラクル☆トレイン」どんどんエスカレートしてる。今回の話なんて「大門駅で何か作れねーかなー」って考えて「大門→西武警察」って連想しただけなんだろうな。


 「彩冷える」と「凛として時雨」がネーミングセンスが似てて区別がつかなかったが前者がV系、後者がロキノンってことを覚えた。


 「太陽にほえろ!」でいうロキノンってあだ名の刑事いたら面白いな。「ロキノン刑事登場」って。カラオケに行っても絶対にハンドマイクを使わず、ギター持ちながら下向いてブツブツ歌う。



 中川翔子の母親が自伝を書いたらすごそう。
 いわゆる「中川勝彦物語」にもなるんだけど、だって主人公が普通の女の子で、超美形のイケメン歌手兼俳優と隠れて付き合っていて、隠れて出産。イケメンが白血病で死ぬ。育てた娘が成長してアイドルになる。
 というベタが売り物のケータイ小説でもここまでベタなものは思いつかないくらいの話である。しかも実話っていうのがまた貴重。すげえネタ持ってるな。
 映画化して翔子が主演すればTBS死ぬ死ぬスイーツ映画の総決算ともいえるプロジェクトが出来そうだ。漫画化もするよなあ。現ナマが飛び交う様が浮かんでクラクラするわ。
 母子のキャラ的にシリアスな話を売り物にするのは嫌そうだから、翔子さんのタレント生命が限界に来た時のために「最後の切り札」としてとっておくネタだ。

 昔、飯島愛がタレントとして売れ出した頃にAV時代をひた隠しにしていて叩かれていたが、あれは自分で自伝を書く時のために隠していた最後の切り札だったのだ。



 パーリスに聞け!レス

 続夜ウゴ単行本化決定の話題はいつしてくれるんです か! 今日も更新楽しみにしてたのに

 続ウゴ出るの〜? あれは出さない方が伝説として良かったんじゃないかと思います。きみおマニアなら嬉しいけど。夜ウゴは薦めたけど続ウゴを買うのは自己責任。

 爆乳三国志については http://www.uta-net.com/user/phplib/view_5.php?ID=85650

 ついては、と言われても。手島優は好きです。全身武器に改造された森下悠里と手島優がドッグファイトするSFX映画が見たいです。

 押尾さんの事件はいつ頃映画化されるでしょうか

 押尾役はカツン赤西しかいないよな。

 ネスミスの経歴を見ると不憫でなりません。一体いつ になったら彼の挑戦は終わるんでしょうか。

 HIROさんはdreamやパラゴーやシュガーを拾ってくれるいい人だからそのうち歌わせてくれますよ。



091204 外米やラーメンばかり食ったために こんなに寒さが身にしみるのか 


 昨日のIMARU記事は良く読むと5月の記事じゃないか。全然内容読んでなかった。
プロデュースはハイスタンダードの人だって。 無駄に完成度の高い曲になりそうでつまらない。ファンダメンタル・ラブ2は聴けなかった残念。



 最近好きな武将は富田長繁です。
 戦国一のパンクスというか、wikiで逸話を読んでるとまだこんなすごい武将がいたのかと驚くことしきり。

 織田信長が、引きこもり大名・朝倉義景を滅ぼした際、バタバタと寝返った朝倉の旧臣の一人。恩賞を不服として、一向一揆と組んで謀反を起こす。
 越前を守っていたかつての仲間である朝倉の降将、前波吉継・魚住景固・朝倉景鏡を襲撃し皆殺し!(魚住は朝食に招かれて殺された)
 越前を手に入れると、信長から越前支配の朱印状を受けたと勝手に自称!
 こんなチンピラに一国が治められるわけもなく越前は荒廃、一向一揆と仲間割れ。
 一揆勢14万と対決し敗走、追い詰められた長繁は「このまま一揆をのさばらせるのは無念!」と号令してわずか700人で突撃! なんと200倍の数の一揆軍を追い散らすことに成功!
 しかし何故かここで止まらず、戦況を傍観していた唯一の友軍・朝倉景健の軍にこのまま襲い掛かる!!
 疲れ切った配下の武将に「いい加減にしろ!」と背後から鉄砲で射たれ死ぬ。享年24才。

 なんだこれ。これがわずか一年程度の話だからすごい。こんな20才そこそこのチンピラが一国をカオス状態にしてしまうのだから戦国時代を体現する存在と言える。
 最後の突撃が、『その時の長繁の様子は「葉武者には目もくれず、まっしぐらに景胤の本陣目掛けて切りかかった」というものであった」』というのもイカす。ヒャッハーという言葉が似合う。映像化するなら長繁役は波岡一喜とかやべきょうすけとかチンピラ役が似合う俳優がいい。



091203 勃起したチンコに少女漫画風のキラキラした目を書いて一言「海老蔵」と言う宴会芸

 しかし<海老蔵に食われる>よりも<獅童に食われる>の方がより親近感が増すことに気づいた。
 海老蔵は顔自体は美形だからわかるが、獅童に食われたというのは言い訳ができない。野良犬に噛まれたとしか言いようが無い。黒木メイサのファンが「海老蔵の方がまだマシです」と言ったのが全てを表している。保坂尚輝氏言うところの「おう、トム・クルーズならようやった」というやつだ。

 4回にわたって続いてしまった海老蔵シリーズも今日をもって終わりとさせて頂きたい。



 のりピー「ポポポー!」(流行語)
 感嘆詞として普通に使って行きたいと思う。今から例を見せてやる。

 
IMARU師匠CDデビュー
 >>観客から「かわいい!」と歓声が上がった
 冗談顔だけにしろ

 多胡邦夫っていうのはバラードの時だけはいい曲を書く人だ。アップテンポの時の代表曲はELT「ファンダメンタル・ラブ」。そのせいか悪い印象しかない。「Mashed potato」(マッシュド・ポテト)ってすごいタイトル。ダウンタウンのコントで板尾が歌う曲みたい。このタイトルでバラードってことは無いだろうから「ファンダメンタル・ラブ2」が期待できる。

 しかし多胡とIMARUは似ている。兄弟ではないか。モデルにドラマに、一通り露出して来たけど、一流のメイク、スタイリスト、カメラマンがどんなにがんばってもどうにもならない所が素晴らしい。「サジを投げた」という表現が当てはまる人だ。

 どこのレコード会社がババ抜きに負けたのかと思ったらユニバーサルだった。ユニバーサルなら仕方ない。何でもアリだから。
 驚いたのは初回限定盤があるということだ。ポポポー! 何が付くんだ! IMARUのDVD! IMARUの20P写真集ブックレット!!



 パーリスに聞け!レス

 >相手に隠し子
2000年のえびぞう隠し子発覚で元アイドルAさんを検索 してこちらに辿り着いてからもう9年も経ちました。え びぞうはきみお・スガ子に次ぐこのサイトのピカレスク ヒーローですね


 ピカレスクなのはスガコじゃなくてふく子よ。

 ボンジョビのDVD付きアルバムが2作品連続で未練がま しく店頭に彷徨ってる件

 2年前に出た紙ジャケもまだ彷徨っとる。

 先生!Liveが活動停止の模様であります!

 ポポポー! なんてこった! ちょっと読んできたけどエド・コワルチックが脱退して残りのメンバーが別のボーカルと新バンドやるのか。クリードみたい。エド(モネール似)のソロって想像できない。

 初期ミッチーの楽曲が面白いなあと思うのですが(歌は アレですが)、パーリスさんはミッチーお聞きになりま すか?個人的にFUNKASIAがすごくいい出来だと思いま す。
声が可愛い詩音にはものすごく濃いヲタがついている そうです。


 ミッチーは聴こう聴こうと思うけどまともに聴けてない。一枚あるけど。これから中古で集めていくことにします。詩音の客層に合わないオタっぽい人がライブに一定数いたりするんですかね。

 知念さん、今だったらアニソン歌手としてもうちょっ と延命出来てたんじゃないかなあと思います。ソニー 所属だっただけに。
楽曲大賞は「Just Believe」に1票です。これも今だ ったら着うたで人気になれる名曲だと思います。


 ホリプロにMay'n、オスカーに清浦夏実がいるんだからヴィジョンにもアニソン歌手が一人もいてもいいかもですね。やっぱりタイミングを読み間違えたんですかね。1999年頭の「YES」の時に「Just Believe」を出していたら今頃「NEW LOOK」を歌っていたのは知念だったかも知れない。まさにアンヴィル状態の知念。

 リッキー・マーティンの日本語カバーに一票

 あれに票が集中しそうだからやっぱりやらん方がええ。



091130 海老蔵ッ! 君が!泣くまでッ!殴るのをやめないッ!

 関根麻里の何でもそつなくこなす所が気に入らない。トークも上手くこなすし、ルックスもそこそこいいですよ、七光りで出てるとは言わせませんよ?って所が。七光りはIMARUや穂のかや北野井子のようでなければならないのだ。
 なんか関根麻里に泣き所が欲しい。例えば、<海老蔵に食われる>とか。そうすれば「ああ、海老蔵に食われた人ね」と見下すことが出来る。そうすればすぐに君に会いに行ける。


 知念里奈楽曲大賞とかやったら何票集まるだろうか。


 夏頃「LOVE GAME」っていう釈由美子主演のドラマやってて、その主題歌を鍵山由佳というエイベックスの新人が歌ってた。聴いた時は、なんか月光恵亮っぽいベタなロックだなとしか思わなかった。
 そうしたらこの鍵山由佳というのは、あの山吹美奈斗らしい。「あの」といっても誰も知らないかも知れないが、当サイトの古くからの読者なら知っている。山吹美奈斗が当サイトで静かな話題になったのは2002年のことだから、7年も同じ事務所でどういう雇用形態なのか気になるナリ。


 「ミラクル☆トレイン」の不条理シュールギャグぶりが止まらない。あれだけ今風イケメンアニメキャラが出てるけどやってることは吉田戦車「ぷりぷり県」と同じ。


 朝ドラで倉科カナといわまゆが並んでるのを見ていると、「巨乳と貧乳」という名前の女性漫才コンビが活躍する物語にした方が面白かったんじゃないかと思う。


 腐男塾とかいろいろで虎南有香が活躍しているし、KONANもおねだり!マスカットとかでしぶとく活動している。
 そうするとSOUL TIGERの再結成もアリなんじゃないかと思う。石田裕子もまだ芸能界にいるみたいだし。もう一人の人は知らん。

 SOUL TIGER 「
scream」 「Why?

 再結成してどれくらい需要があるのかはわからん。
 SPEED特需でこういうグループがウジャウジャいた10年ほど前はいい時代だった。もう石油も消え、金も消え、仕事も消えたというのに、俺たちはまだ未練がましく彷徨ってる。



 パーリスに聞け!レス

 >海老蔵はない
知り合いの30代女子は「海老蔵、あんな小娘ごときで いいの…?」とか真逆のこと言ってて面白かった。


 今の麻央は誰かに似てると思ったが、君島次男と結婚した時の吉川十和子に似てる。相手に隠し子がいる所まで同じ。

 カナダはオンバトで「あの有名なカナダ人」とボケが 言って、「誰ひとり思い浮かばねえよ!」というツッコ ミが成立してましたから、印象薄いのも無理は無いですね。 でもメープルはうまいです

 もしかしたら日本で一番有名なカナダ人ってカナディアンマンかも知れない。

 漢祭りの始まりですか! One RepublicのレヌーにTHE ENIDを引き合いに出すあたり 買え!と言われたと思って、ポチっておきました。

 ヴァーヴとかの方が良かったかも知れない。何故エニドが思い浮かんだのかわからない。



091125 愛されていたいならば海老蔵にベッドのラヴソング


 某アンテナがパーリスBravo!の更新を認識できなくなったようなので、ブラボーを読みたい人はちゃんと毎日チェックしに来い。


 ニッケルバック行って来た。
 スタジオコーストっていう会場がいい。「Somday」「Savin'Me」などずっとCDで聴いていた曲を生のあの声で聴けるだけでも感動なのにアリーナ後列でもメンバーの表情がうかがえる近さ。今のニッケルバックをこの規模で見られるのは日本人だけだ。
 たまに速い曲もあるが、ポストグランジのリズムはゆったりしているのでおっさんでもノリやすい。ゆったりかつ重い。ドスン!ドスン!と重いドラムが最高に心地良い。
 ニッケルバックというとチャドのワンマンのような印象が強いがもう一人のギター、ライアン・ピークもサイドボーカルに大活躍だった。それにチャドとは違いU2のラリーみたいな正統派の男前なので惚れた。勝新がB'z稲葉に惚れたような男惚れってやつだ。彼のソロアルバムなんてものが出たら聴いてみたい。
 さすが00年代に出てきた中では世界最高峰の人気を誇るバンドらしい風格と勢いがあった。ライアンに惚れたのが最大の収穫。



 パーリスに聞け!レス

 スペクラといえば南青山少女歌劇団なんですが。当時 彼女らをどう見てたんですか?というかスペクラって あんま強くないんですね。

 当時はメディアに出ないアイドルなんて全然知りませんでした。今はいい時代になったものです。スペクラは少なくともテレビ的には弱そうですね。強かったら黒谷友香がドラマの主役をやってる。

 >アメリカの田舎の気のいい兄貴
もうこう書かれても全く違和感ないですけど一応カナ ダのバンドなんすよねNickelback。「アメリカ人と一 緒にされたくないから」という理由で外国行くときは メープルキーホルダーを鞄にぶらさげるカナダ人たち は彼らをどういう目で見ているのか。日韓間のBoAみた いなもんでしょうか。


 ちょっと上にカナダって書いてあるのにあっさりアメリカって書いてた。これはひどい。日本と韓国の区別がつかない欧米人を笑えないわ。カナダといえば何も思いつかなかったのでそのものカナディアンマンを作ったゆでたまご先生なみの認識だ。これからはカナダとアメリカのバンドははっきり分けて考えないといかん。

 レールガンのOPを聞いて、はるか昔のあるアニメを 思い出しました。内容はまったく覚えてません。
http://www.youtube.com/watch?v=dPEl3DqNSmA


 全然知らないですけどなんかエロゲっぽい絵のアニメですね。

 そういえばサードアイブラインドの4thが出てますけど 邦版出る気配がさっぱりないですね。気がついたら3人 までメンバー減ってるし。新アルバムも良作ですがパ ーリスさんの感想きかせてください

 サードアイブラインドってデビュー当時ぐらいしか知らないんですよ。今は無きミュージックライフで押されてた。



091122 呉汁があったよ!呉汁が!


 来週はニッケルバックを見に行く予定。彼らの今年のツアーは北米ではNHLやNBA本拠地の大アリーナ、ロンドンでもO2アリーナ、シドニーでもエイサーアリーナ、いずれも20000人規模の大会場なのに日本では2000人のライブハウス。これで来てくれるという姿勢が素晴らしい。カナダの先輩ラッシュにも見習って欲しいものだ。

 ニッケルバックというと、コールドプレイ、リンキンパークと並び00年代で最も成功したロックバンド。どれだけ売れたかって、数字を挙げるよりボーカル、チャド・クリーガーの外見の変貌を見た方がわかる。

 2001年

 2008年

 上がギラギラしていた売れてない頃、下が大富豪になった「きれいなチャド」。きれいになるのはわかるが表情がオナニー後のように無防備になりすぎ、ジャングルの王者ターちゃんのアナベベ状態。この中間の頃がアメリカの田舎の気のいい兄貴って感じで一番良かったんだが。



 みんなの海老蔵
 小林麻央の大ファンじゃなくて良かった。海老蔵はない。先生何度でも言うぞ。海老蔵はないよ、海老蔵はないだろう。よりによって海老蔵。「そのまんま東」と同じようなニュアンスで「よりによって海老蔵」というのが芸名になりそうだ。

 原作・小池一夫/作画・永井豪という夢のコンビによる漫画「花平バズーカ」では、チンコの形の人差し指を持つ主人公が指差した女と必ずやれるという話だった。ひょっとして、頭頂部がむき出しの亀頭である海老蔵、亀頭に目と口を書いたような顔である海老蔵は見た女とやれる能力者なのかも知れない。そんな「海老蔵バズーカ」という漫画を週刊実話で柳沢きみおに連載して欲しい。



 パーリスに聞け!レス

 LIFEHOUSEの新作リリースが12月→来年2月に延期されて 凹んでいる今日この頃、「モダンロック祭り」を首を長 くして待つ毎日ですw
TRAINの新作「Save Me, San Francisco」を聴きまし た。彼ららしからぬ能天気なホンキートンク調のアメリ カンロックで始まり、2曲目がジェイソン・ムラーズを パロったようなウクレレ・ソング、さらに3曲目もム ラーズっぽいポップナンバーで、「遂にTRAINも日和っ たか・・・」と悲しくなりましたが、4曲目以降は、 ちょっと大袈裟でドラマティックなバラードあり、彼ら らしいモダンロックナンバーありと今までのTRAINサウ ンドが詰まっていて、なかなかの良作でした。こんなこ となら、最初の3曲はアルバム本編と切り離して、ボー ナストラックにすればよかったのに・・・と思います。 早くLIFEHOUSEの新作が聴きたいです♪


 トレインの新作は日本盤待ちなんです。クリードはDVD付があったから輸入盤で買ってしまったけど。ライフハウス延期ですか。モダンロックばっかり聴いていたから間が空いて良かった気もする。モダンロック祭りを楽しみにしている人はこれで2人目ですよ。ばっくれようかと思ってたけどやっぱり郭嘉。

 はじめまして。 いつも楽しく拝見しております。 ところでこの人はチェック済みでしょうか。
http://www.myspace.com/karutatv
「最新型の種ともこ」かなあ、と感じます。 最近まで全く存在すら知りませんでしたが、 2000年から活動をしているそうです。 ハマりまくっています。


 全然知らなかったです。一通り聴いてしまいました。スフレペダルという曲が特に良かったですね。サウンドがエレクトロだけなので、アレンジが多彩になったらすごくなりそう。

 いや大手が実際乗り出してる声優業界は。スペクラと か。エーベとかソニー(ミューレ)とかスターダストと か。
あと野村道子さんはエロゲで有名な賢プロの実質の経営 者っすよ。たてかべさんとこのケンユウオフィスもそ う。もともとたてかべさんがマネージャーやってたバオ バブもエロゲで有名。バオバブなんかキョーフのキョー ちゃんのキャスティング協力してたし。


 大して強くないスペクラの平野とかソニーのスフィアレベルであれ程独占できるんだから研音、ホリプロ、オスカー、バーニング系がアイドル声優抱えるようになったらやっぱり怖すぎますよ。スターダストは今んとこ中島愛だけですか、まめぐスターダストって書くとダイゴスターダストみたい。



091117 生きたくはない僕等


 森繁は「一回やらせて」が挨拶代わりだったらしい。冴羽僚みたいだ。


 「ミラクル☆トレイン」は最高の不条理ギャグアニメだ。吉田戦車原作と言われても信じる。


 レールガンの主題歌のサビが何かに似ていると思っていたが、dreamの「hideaway」ってことでいいと思う。


 もし水樹奈々が紅白に出て歌うのが「深愛」だったらロングヒットする可能性がある。
 「深愛」は歌謡曲っぽい曲なので「愛のままで」「吾亦紅」のような紅白放送後にヒットするいわゆる「紅白効果」が見込めるのではないかと夢を見たくなる。
 でもNHKのことだからもし出ても「DISCOTHEQUE」とかを歌わせてしまうかも知れない。先日の「新世紀アニソンスペシャル」において、まるでグランストンベリーの「Wonderwall」大合唱のごとき、アニオタたちの「ちゅーるちゅるちゅるぱやっぱー」大合唱を見てNHKプロデューサーは「これや!」と勘違いしそう。



 パーリスに聞け!レス

 只野といっしょに現代で連載されてたゴルフ漫画はどこ へ行ってしまったのでしょうか

 わからん。どんな漫画だったかも全く記憶にない。

 どうでもいいことなんですけど、この悪魔くんのOP、め ちゃくちゃかっこよくないですか?

 そりゃあ今でもたまに口をついて歌いだしてしまうくらいの曲ですから。

 最近は特撮(東映)にも大手事務所が進出してきてしまって、パーリスさんが挙 げた高橋嬢とか杉本嬢辺りが最後の希望の星なのかもしれません というか、今 やってる「仮面ライダーW」のアミューズヒロインの品のなさはなんなんですか ね? 演技も報道された私生活も含めて

 特撮も女性キャストはキリンプロとかの天下だったのに最近は大手ばっかで残念ですねー。アミューズは最近調子に乗ってる。そのうち大手芸能事務所が声優業界に乗り出して来そうで怖い。

 >ダーザイン再結成希望

希望!


 リッキーのユニットが解散したからありうると思って書いてみた。ジョーのブログ見たらBLACK DASEINでライブやるみたいですね。

 気がついたら玉置成実も着うた歌姫みたいな曲やるよう になりましたね

 あれはKC松尾の曲だから一応普通のアーランビーかと。やっぱりジェフ宮原じゃないと着うた歌姫じゃない。サッカーチームみたいだ、ジェフ宮原。

 パーリスさんが心配しておられたMizですが、Mizcaと 改名して、エセMEGっぽいヴィジュアルで、今更エレク トロポップという謳い文句で、日本クラウンよりデビ ューするそうです。既にご存知の情報でしたら、忘れ てください。

 それはMizじゃなくて元SisterQの光岡さん。SisterQの一員としての光岡さんは好きだったけどソロの光岡さんは全然興味ないのでどうでもいいや。Mizはまた怪しいメンバーの阿久悠トリビュートアルバムに参加してます。

 詩音はテレビで歌が流れるたびに、画面を見て 「あれ、PVなのに歌ってる人が映ってないじゃん」と 思ってました。あれ本人だったんか…

 リルビーみたいにPVに佐々木希を使うとか日和ったことしないで堂々と顔を出す所が詩音姉さんのかっこいい所だ。

 男版、加藤夏希が要潤だと思う。

 たしかに要の実写ジャガーはナッキーのギララとかに通じるものがある。忍成も捨てがたい。

 ポストナッキーに黒川芽以はどうでしょう。 弱小事務所、女優、グラビア、歌手、声優はクリアし てます。 22歳なのに子役上がりでキャリアも十分で実力もある のに変な役(昼ドラの主演とか嬢王の清純派キャバ嬢と か)ばかりやってる感じがナッキーぽいなと思います。

 黒川芽以はカルト女優の様相を呈してきましたね。最近やせたと思ってたんだけど嬢王でAV女優たちと並ぶとやっぱりちょっと太いかな。

 ジャイアンやしずかちゃんが最近出ているのは、ドラ えもんを観て育った世代のクリエイターやディレクタ ーが、業界やテレビ局へのあてつけで出演をお願いし てるんじゃないでしょうかね、深夜アニメじゃどうか と思いますが、まぁ受けるベテランは偉大ですなぁ

 この前相棒に草笛光子が出てて、強引なキャラを大女優の存在感のみで納得させるのは流石だと思った。 けんぷファーのしずかちゃんみたいだと思った。



091022 小林ゆうはアクセル・ローズを超えた


 ナッキー
やっちまったな。史上最高の天才ユーティリティアイドルが結局このザマかあ。
 モデル、グラビア、バラエティ、女優とあらゆるジャンルでいい仕事が出来る貴重な存在。そうすれば大手所属じゃなくてもここまで来れる。加藤夏希は業界の奇跡のような存在だと思っていた。弱小(個人)事務所でここまで活躍してた人いませんよ。
 結局弱い事務所の限界でこんな漫画みたいなトラブルが表に出てしまった。バーニングとか大手事務所だったらこのマネージャー、裁判まで行かずに今頃ドラム缶in東京湾でしょう(ソースは「はるか17」という漫画)。
 もうナッキーみたいな人はしばらく出てこないだろう。高橋優とか杉本有美に期待したい所だけれど。



091018 ダーザイン再結成希望


 加藤和彦が死んでしまった。
 hide、伊丹十三、高野光の時と同じだ。自殺なんて絶対しなそうな人があっさり完遂してしまう。死ぬ死ぬ言ってる人はなかなか死なない。加藤和彦のCDはソロアルバム、和幸、ミカバンド、フォークルとほとんど持っている。もう新作が聴けないのが残念。

 私が彼のアルバムを集めだした90年代には、本人は何もしていない時で、新曲はゲーソンの「愛はピカピカ」しか無かった。2002年のフォークル再結成からはミカバンド再再結成、そして和幸と再び精力的に活動する。つまり現在こそ私にとってのリアルタイムの加藤和彦だった。

 「戦争と平和」はフォークル再結成というより加藤和彦の新曲が聴けるというのが楽しみだった。バラエティに富んだ面白いアルバムだった。
 ミカバンド再再結成の「ナルキッソス」も加藤作曲の3曲だけは良かった。「天晴」でも唯一加藤自らが歌う「暮れる思い」だけは今でも聴く。

 そして和幸の1st「和幸:ゴールデン・ヒッツ」が名作だった。
 架空の60年代バンドのベストアルバムというコンセプト。フォークから始まったバンドがバカラックやサイケに凝っていくという、架空のバンドの70年代の音楽変遷をベストアルバムという形式で綴るのである。こんなコンセプトは加藤和彦しか思いつかないし作らない。
 遺作となってしまった今年の「ひっぴいえんど」はパスティーシュ要素のみが濃くて1stに比べると手詰まり感はあった。でも十分いいアルバムだった。だからこれからもこういうレイドバックした作品をひっそり作ってくれるのだろうと楽しみにしていた。死んだらもうお終い。小室哲哉は死ななくて良かったと改めて思う。

 昔の加藤和彦しか知らない人にもこれだけは聴いて欲しい作品
和幸:ゴールデン・ヒッツ



 パーリスに聞け!レス

 GReeeeN=こおろぎ'73説、素晴らしいです。 悪魔くんのOPなんかモロですよね。 非常に童謡っぽい高低がわかりやすくズンドコなリズム のメロディー、オケなんか基本どうでもよくて、歌メロ のリズム感だけがキモなんだと思います。 私は初めてGReeeeNのメロディーを聴いた時に思いっき りTAKURO節を感じました。 別にGLAYのファンでも何でもないのですが、TERUが歌っ たらそのままGLAYっぽいなーと漠然と感じたことが昨日 のことのように思い出されます。 パーリスさんも脳内再生よろしくお願いします。

 今度ベストアルバムが出るそうでボーナストラックで悪魔くん歌ってくれないかと思ってます。あの曲調にバッチリはまるよなあ。ドカベンだったらシャレでやりそうな気がするけど。

 70年代RUSH、90年代Dream Theater、00年代The Mars Voltaのラインで80年代が浮かばないので助けてください。

 真っ先に思いついたのはIt Bites。ポップすぎるならVoivodでもいい。でもVoivodは90年代の方が代表作多い気がする。 そういえばドリームシアターの新作まだ聴いてないや。

 パーリスさんが過小評価されていると思うアイドル(含 むグラビア)は誰ですか?私は原幹恵かなあ。

 ぱっと思いつくのは高橋優とか川原真琴かなあ。

 ケイダッシュの新たな只野ですか…、坂口憲二とか? それか、オードリーの春 日とか?

 春日ってケイダッシュなのか。たぶん野村様の若い頃をやるんじゃないか。

 谷村奈南、シボレーMWのCMなんかでお茶を濁してるから…と思ってたらまさ かの(?)北斗無双抜擢で、これから真のブレイクを果たすんですかね?

 もう無理でしょう。去年ジャングルおっぱいでブレイク、セクシーセニョリータで初のトップ10入りした流れで年末にDVD映像満載のアルバムを出していたらかなり売れていたはず。一年経ってもう忘れられた感があります。SPEED再結成に金まわし過ぎちゃったのかしら。



091013 そういえば谷村奈南のアルバムっていつ出るのだろうか

 もう完全に売り時を逃してしまった気がする



 IMALUの顔が足立梨花だったらちょうど良かったのにと思う。
 さんまの娘といわれて信じられる顔でしかも可愛いというギリギリの顔。あれぐらいなら七光りでも許せるのだが。現実は
この衝撃的な写真。香里奈3姉妹に加えてナッキーまでいる。5人集まったらまさにギニュー特戦隊でいうところのグルド状態。


特命係長只野仁 ルーキー編/柳沢きみお

 きみお先生の新刊が出ていた。只野だから単行本だと思っていたが、コンビニ本だった。ということで夜ウゴの時と同じく近くのコンビニを回って入手してくれ。週刊現代の時にはヤクザの企業舎弟の男が失踪した所でブツリと連載終了したはずだが、それ以降も携帯サイトで連載されていたらしい。ちなみにそのキャラはあっさり死んでた。
 バブル時代を描いてもいつもの只野とあまり変わらない。しかし携帯サイト以降はもはや特命関係ない行き当たりばったり展開。やっぱり大物に高価な肉を食わせてもらって「なんて旨い肉だー」とか言ってるし、佐川課長は愛人とセックス、なのでいつもの只野より面白い。特命女子アナなんてものまで実写化されたのでこれもそのうちドラマ化されそうだ。ああ見えて今年45才になる高橋克典はそろそろキツイから。しかしケイダッシュに只野をやれる若い俳優いるのだろうか。永井大は使えないし。



 パーリスに聞け!レス

 お蔭様で後半は部長が加藤夏希にしか見えなくなって ましたよ、ところで以前エロ無しギャルゲーの存在意 義云々という記載がありましたが、パーリスさんはエ ロゲー原作のアニメはどうご覧になってるんですか? 『School Days』みたいなのは極めて例外的だと思うん ですが

 今のエロゲに詳しくないしアニメの前情報を入れないので最初はエロゲかどうか知らないんですよ。スクールデイズもきみあるもあかね色もタユタマもプリンセスラバーもエロゲだと後から知った。だから気に入ったアニメが原作エロゲだとオフィシャル同人みたいなもので原作をやる楽しみができる。まだやってないけど。

 すく☆ぱに!の新曲はガールポップとしか言いようがない感じでした。 こわいソニーこわい

 試聴したら打ち込みっぽかったですね。ニルギリスはアッチュの声があれば一応個性を保てるけどストパニじゃなかったスクパニの場合バンドサウンド無くすとやばい感じはします。

 fripSideについてどう思いますか?

 何かと思ったらレールガンの主題歌の人たちですか。あれは浅倉大介っぽくて良かった。まだその程度の認識ですね。これに手を出すようになったら私もかなり弱った時だ。しかしレールガンってスピンオフなのに本編より100倍面白いってどういうことだ。



091001 ジャイアンに続きしずかちゃんまでエロアニメに

 今期のTBS木曜深夜は素晴らしい。


 好評だったみたいなので香取ターちゃんの話続き
 中国編のラストでのターちゃんの感動的な演説「アフリカのライオンは他の動物を狩るが自分の家族のためだけで必要以上の命を奪いはしない。ところが人間はどうだ、欲望のために無関係の人間まで殺す。・・・ちくしょう、私は頭が悪いので上手く言えないのだ」
ヂェーン「わかったわよ、ターちゃん」

 のシーンをシンゴとマツコがやったら泣ける。笑いながら泣いて泣きながら笑う。

ターちゃん 香取慎吾
ヂェーン マツコ・デラックス
エテ吉 タレント猿(声:若本規夫)
アナベベ ボビー・オロゴン
ペドロ 城田優
梁師範 金城武(特別出演)

 なんだこれは。昔「明石家多国籍軍」というバラエティがあったが「シンゴ多国籍軍」だ。最終回は軍神アペデマス役でキムタクがもちろん友情出演する。星矢ミュージカルにおける海皇ポセイドン以来のラスボス役だ。やった!

 しかしヂェーンはマツコしかいないな。浅知恵だと柳原可奈子とかにしそうだが、まず重量感が足りないしヂェーンの毒も内包した人間としての深みを感じさせるに及ばない。なにより「相手役がマツコ・デラックス」というのはそれだけでインパクトがある。
 朝会社に来てヤフーのトップに「香取ドラマ 相手役にマツコ・デラックス」なんて書いてあったら「ウグッ!」と声を上げて噴き出すだろう。



 咲が終わったので日曜夜の楽しみが無くなった。次は誰も楽しみにしてない夏のあらし2期とホモトレインだから期待できない。
 しかしすごいラストだった。原作を使い切り5話分くらいをオリジナルストーリーで何とか埋めてたが、エンドロールで怒涛の展開。
 ドラゴンボールで説明すると、リアルタイムでドラゴンボールのアニメを見ていて、ピッコロとの天下一武道会が終わった所でいったん最終回。エンドロールが流れた所で原作でも未登場の「全く知らない新キャラ」としてべジータやフリーザがいきなり登場し、チャオズ自爆とか「クリリンのことかー」とかその後の戦いを数十秒のダイジェストでいきなり流されたような感じ。
 誰だよこいつら!って感じだ。二期がもうしばらく無いのでやりたい放題だ。咲とバンブーブレードの二期はまだ3年はかかる。夏のあらしなんてやるくらいならぱにぽにだっしゅや瀬戸の花嫁の二期をやって欲しい。もう再放送でもいい。すもももももも〜地上最強のヨメ〜は今二期やらずにいつやるんだ。



090926 私赤ワイン


 香取慎吾主演のこち亀大失敗はすごい。芸能史に残るコケ方だったと思う。ここまで大外ししたドラマというとマッチさんの「野望の国」を思い出す。やっぱりジャニーズか・・・。

 NHK大河ドラマに匹敵する規模で幕末から昭和、三世代にかけての青春ロマンという大作だったのだが、中森明菜の自殺未遂直後でマッチさんの女性高感度が最悪だったこともあり超低視聴率で打ち切り。当時の消費税より低かったらしい。やっぱりマッチさんはずば抜けてるよな! ほとばしってるよな!

 そこまで誰も見ていなかったドラマだが、私は熱心に見ていた。とても面白かったのである。
 松村雄基が最初は幕府の役人で、国外逃亡して大富豪になって帰ってくる役で、マッチさんとのライバル関係が「ケインとアベル」か、ジョジョとディオか、という感じ。
 香川照之も当時は七光りの域を出てなかったがこのドラマでは罠にはまって切腹させられる役で今でも香川というとこの役を思い出す。陣内孝則も高杉晋作役がすごく嵌っていた。
 マッチさんのとばっちりを受けた二部の主役沢口靖子は悲惨だった。二部あんまり記憶に無いが江波杏子の役が強烈だった覚えだけがある。
 そういえばこれも土曜8時。しかもぴったり20年前だ。なんだこの符号は。ジャニーズに土曜8時は鬼門だな。

 そんなマッチさんも最近では後輩のやっぱり大コケドラマ「恋して悪魔 〜ヴァンパイアボーイ〜」でメタボヴァンパイア役という新ジャンルを開拓した。

 香取慎吾を活かせる原作漫画というと「ジャングルの王者ターちゃん」しかないと思う。パンツ一丁になるだけでノーメイクで行ける。役作りも必要ない。ヂェーン役はマツコ・デラックス。やばいすごい見たい。シンゴが動物たちと踊り狂う主題歌を小西康陽が作る。シンゴに普通の漫画の世界観は狭すぎる。彼を活かせるのは徳弘ワールドしかない。



 パーリスに聞け!レス

 パーリスとToolは意外でした プログレ的なものつながり?

 意外ですか? トゥールなんて有名じゃ。小学生でも知ってる。

 school food punishmentはJプログレに入りませんか

 スクパニって略すとエロアニメのタイトルに似てるな、と思ったことがあります。

 クレヨンしんちゃんの作者が失踪してるみたいですね。

 クレシンは私の世代じゃ無かったから全然見てなかったので特に何か言うことも無いんですわ。

 女子アナ並野容子の劇場公開があったようですね

 大沢佑香が出てるんですよね。ぜひドラマ化して欲しい。でもテレビドラマ化したら堀越のりは主演から降ろされるんだろうなあ。

 パーリスさん、はじめましてm(--)m パーリスさんのページは数ヶ月前にガッキー対談のペ ージをたまたま見つけた事で知りました。 あの対談は熱かったっすね!

そしてブログに書かれていた鳩山総理誕生と桜庭なな みTOPアイドルが本当に実現しているのが凄いです!

そして、更に凄い事が的中しましたよ! 小池唯・小池里奈・小池彩夢で小池組を作って欲しい と書いておりましたが、何とその三人でドラマをやる みたいです。

小池三姉妹というスカパーのドラマらしいのですが、 ここまで実現してしまうと、パーリスさんの正体は実 はジョン・タイターなんじゃないかと思いましたよ!


  >>小池唯・小池里奈・小池彩夢でドラマ
 これは凄いですね。聞くだけで勃起するわい(ある漫画の割と有名なセリフ)。加藤うららの続編でうららに姉と妹がいた、というシチュエーションのドラマならなお最高だった。
 でも大したことは当たって無いんですけどね。これからはキッシンジャー博士ばりにもっと予言をしていこうかと思います。

 それとアイドル好きのパーリスさんに情報を一つ。 サイゾーって雑誌に書かれてた事なので、信憑性はア ンノウンですが、CMのオーディションに受からなかっ た相武さんを見ていた代理店の方が小学館で彼女を紹 介して、ヤンサンでグラビアを飾ったら、雑誌が売れ てブレイクしたので、北乃きいちゃんや桜庭ななみち ゃんもヤンマガでグランプリを受賞し、今に至る。 ああいう中堅から大手がグラビア飾ると弱小事務所は 太刀打ち出来なくて参っちゃうよ。

みたいな記事が掲載されてたんですが、まるできいち ゃんやななみちゃんが相武さんの影響を受けてブレイ クしたみたいで相武さんスゲエなって思った訳です。

ちなみに私が好きなのは逢沢りなちゃんです。 ななみちゃんや海荷ちゃんや川口春奈ちゃんと違って 戦隊ヒロイン出身というのがハラハラドキドキで超ス リリングで応援しがいが御座います!
事務所の先輩の相武さん以上に緊張感溢れる応援が出 来て楽しいです。
りなちゃん影薄いですか(´・ω・`)


 サイゾーとJ-castと内外タイムズのニュースの信憑性はゼロです。それはさておき弱小事務所アイドルがいきなり名前売るのはグラビアしか無いですからねえ。でもきいとななみならしょうがない。
 ボックスといえば一瞬だけ相武の妹分みたいに売り出された小町桃子が寿退社してて笑った。それで相武の後継枠が逢沢りなになったと考えると辻褄が合う。新垣結衣の後継枠だった菅沢美月が急に失脚したからその下の世代の川島海荷に仕方なく仕事が集中してるのと似ている。
 逢沢りなというともう私の中では勝手に実写版ステルスモモという認識になってる。雰囲気が似てるだけで影が薄いからという理由じゃ無いんですが。

 私のパソコン最近壊れ気味で勝手にキーが入力されてし まったりするんですが、ミソノのラムのラブソング見て たら斜め上に『えええええええええええええええええ」 と入力されて吹きましたえ

 misonoと核エネルギーの有効な利用法は何かもっとないものでしょうか。

 パーリスさん、サブカル俳優伊勢谷友介と我らがアイ ドル山本寛斎が兄弟だということをご存知でしたか。

 山本竜二がアラカンの甥なのと同じようなものですね。

 こんにちは。 上手くて面白くて深い文章、いつも更新を楽しみに しています。
SIMPLE MINDSニューアルバム購入されたみたいですが、 初回盤はボーナスディスクとしてカバーアルバムが 付いていたのですが、それを入手出来ましたか?
パンク系バンドのカバーに混じって、THIN LIZZYや BEACH BOYSまでとなかなか興味深いものです。 2001年にリリースされたカバーアルバムとは選曲 もダブっていません。
ニューアルバムは期待・想像の範囲内の出来だった為 こちらの方が自分は楽しめました。
TOWER RECORDなどで在庫処分セールで売られているのも 見ました。もし興味がありましたら是非!


 どうも。一枚のを見つけちゃってカバー付の2枚組が出てるって知らなかったから聴いてないんですよ。でもシンプルマインズならそこまで聴かなくてもいいか・・・と思って。



090921 IMALUをドラマに出すのは福嗣さんを中日のスタメンで使うようなものだろ・・・


 
misonoの誰得「ラムのラブソング」を見て しばし放心状態に陥る。
 これを見て何かに似てると頭をよぎったのが、しのざき美知の超絶「ローザ(中山美穂)」(atものまね王座決定戦)。便利なものでこんな映像まで管にあった(リンク)。
 リンク先に本物のローザもあるので比較して欲しいがあそこでドリフの「ほんとにほんとにご苦労さん」を入れてくる神がかり的なセンス、自信満々の「ハイ」という合いの手。圧巻の一語に尽きる。リアルタイムで見て死ぬほど笑い、その後も私の記憶フォルダに残り思い出すたびに笑える。
 ちなみに爆笑している審査員の菊池桃子はこの後勝ち上がったしのざきに自分のモノマネをされて鬼の形相を見せることになる。


 元PINK☆PANDAのBLiSTAR、消えたかと思ってたら本当にメジャーデビューするんだ良かった。
 しかしこれでソニーはこういうバンドがやたら多くなる。

 スキャンダル(大阪)
 マリア(北海道)
 ブリスター(東京)
 ステレオポニー(沖縄)

 HeartsGrowは・・・、ガールズバンドじゃないか。こう全国に散ると新リーグを作りたくなる。リーグといっても何の試合をするかは謎。ソニーじゃないがユーフォーリアってそういえばどうしたんだ?と思ったらインディーズに戻ってた。



090916 出棺BGMはバナナマンゴーハイスクールで


 
アンジェラベイビーさんというモデルがいる。及川光博はこの人を呼ぶ時、アンジェラベイビーベイベーになるのかそれとも普通にアンジェラベイベーなのか。それでは呼び捨てになってしまう。ひょっとしてミッチーのベイベー呼びを封じるためにこんな芸名にしたのではないか。謎は深まるばかりだ


 ジェイドfeat.スポンテニア
 というのはどうだろうか。女性ボーカルの金魚のフンラップ同士のコラボなのでメロディアスなサビはない。あのABメロの代わりに付けられた刺身のツマみたいなどうでもいいラップのひたすら掛け合い。


 帝王を見てると黒川芽以の体型がちょっと復活している。天使みたいの頃には太りかけてたから6年ぶりだ。新聞の見出し風に書くと「黒川芽以の体型、6年ぶりに復調の兆しあり」となる。なんか景気も回復しそうだ。


 加藤瑠美が復帰してたのも嬉しかった。


 カイジの主題歌はYUIは無いよな。闇金ウシジマくんの主題歌がYUIなのとレベル的には同じくらいなのだ。YUIって主題歌クラッシャーかも知れない。個性的な歌唱力なので何のタイアップにも合わない。でもデビュー曲だけは合ってた気がする。



090914 しんぼるって「信者からぼったくる」の略なのか


 本当に不思議なことに再開すると書くことが無くなる。あの「無期限活動休止」というサイト名のまま続けていれば湧水のようにネタが溢れ毎日更新していたかも知れない。


 エイベックスはSowelu、上木彩矢と来たからにはMizも拾って下さいよ、と思う。Mizは
ブログで新事務所が決まったと書いてあるが、レコード会社はまだわからない。エイベックスだったらなんかもう大阪冬の陣みたいになってくる。食い詰め浪人たちが集まってくる感覚。


 ラブプラスと聞いてトゥールのラタララスを思い出した昨今、私はこういったエロの無いギャルゲーというものの存在意義がわからない。エロの無いギャルゲーの存在を認めない。それは恋愛シミュレーションゲームというものを最初に「同級生」で知ったからだ。「ときメモ」ではじめて知った人にはエロの無いギャルゲは自然なのだろう。同級生からエロを抜いて家庭用でパクったときメモが出た時に「そんなものが売れるわけない」と思った記憶がある。



090909 夢にときめけ! 夜に蠢け!


 「信長の野望 天道」は龍造寺家兼でプレイできるんだろうか。シナリオ1が1946年だから家兼が93才で死ぬ年だ。プレイ出来ても1ターンですぐ死ぬ可能性大。それでも家兼でプレイ出来るのなら買い。


 今日の「となりの芝生」
 大倉の誰得ベッドシーン、大倉の誰得乳首、見てる方が血管切れそうになる大倉の激高、火事で不倫相手と共に病院にかつぎこまれるという最悪の不倫のバレ方をする大倉。器の小さい亭主役を悪演する大倉孝二こそこのドラマの主役だった。姑のピン子より大倉の方が嫌だ。

 このドラマ、オリジナルは1976年。ほとんどそのままやっているらしい。専業主婦が多い当時では、上流階級のメンズクラブ(なんだそれ)で働いてチヤホヤされるという設定が、口うるさいダンナと姑がいる家から開放される主婦の願望を捉えて大ヒットしたんだろう。当時のスガコは視聴者のニーズを掴んでいたがそれを今そのままやっても時代が違いすぎた。それにしてもなんで大倉なんだろう。山本太郎くらいなら嫌味が無かった。
 来週が最終回だというのがすごい。混乱の極みにあるこの状況をどうやってまとめるんだろう。



090907 うごめくあやしいエナジー


 鳩山と小沢を見てると足利義栄と松永久秀みたいだ。いわゆる傀儡なのだが「足利義輝と三好長慶」とか「足利義昭と織田信長」じゃなくて「足利義栄と松永久秀」なんだよなこの2人の場合。ゆきおちゃんに主体性が無いから。足利義栄って逸話が全く無いから異常に影の薄い将軍だ。ゆきおちゃんも総理になれただけで満足だろう。


 「ダンディ・ダディ」は何故失敗したのか。
 父親役を山本寛斎にするべきだと思った。何かデジャブを感じたら、そういえば5年前にこんな文章を書いていた。思考パターンが変わっていない。

2004.6.15  ○ 「アボルダージュ〜接舷攻撃〜」

 出勤前に山本寛斎をTBSで目撃して一日ハイテンションに。
 いつものことですがコンサートだか芝居だかファッションショーだかわからないんですよ。「寛斎ショー」としか言い様が無い。こことか読めば読むほど意味わからないっすよ。図とか矢印とか怖いし。この顔はヤバイだろう。しかし60才に見えない…。シラフで常に脳内麻薬出てる人は違う。

 寛斎主演で「パパは芸術家」ってドラマやって欲しいです。「パパはニュースキャスター」とかのノリで。娘役は宮崎あおい辺り。
 娘にボーイフレンドができたと聞いて「娘ニ近付ク男ハ許サン!」とか瞬間沸騰。学校へ乗り込むがそこで創作意欲が刺激された寛斎、校舎を極彩色に染めるとか。あと娘の誕生日に巨大なわけわかんない塔を建築しはじめるとか。
 そんで毎回「パパ何やってんのよ! みっともないことしないでよ!」と怒られるくり返し。20年前のコロコロコミックのギャグマンガみたいなドラマ。ドラマ中で寛斎は常にグラムロッカーみたいな格好してる。ああそんなドラマ、プロデュースしたいわあ…。つうかほとんど実録か。オズボーンズみたいなもの。

 元気プロジェクトはどうなったんだろう。あと今思えば私が好きだったのは宮崎あおいじゃなくて高原零だったのだ。



 パーリスに聞け!レス

 ドカベンでメインの五人組で影薄いは、普通微笑三太郎 だと思うのですが。

 咲&和=里中&山田、タコス=殿馬+岩鬼、部長=土井垣。ここまでは当てはまる。やっぱり染谷は誰でもいいや。

 キャルの持ってるブタのキッチンミトンを見て「あ ぁ、これはレオンなのか」と今更気づきました、もう アニメ版レオンはずっと紅だと認識してたので

 何かと思ったらファントムのことか。そういえばあれアイン主役のときはニキータで、キャルが出てくるとレオンなんですね。

 一切根拠はないが夜ウゴの実写版も現実味を帯びてきた 今日この頃、郷屋川脩を演じるのであれば玉置しかいな いと思っていた。 が、こち亀での香取を見るにつけこのままだと押尾が主 役に抜擢、「中出しだぁー☆」と能天気に叫ぶ姿が浮か んでしまう。 デッカードさんどうしたら良いでしょうか。

 堀越のり主演で「特命女子アナ 並野容子」なんてものが映画化(というかVシネ)されてしまうならB級Vシネ界で柳沢きみお原作というのは「アリ」になって来ているのかも知れない。でも押尾さん主演ならディーノで見てみたい。ディーノなら低予算映画にピッタリだ。でも押尾さん人殺してるからなあ。

 滴草Liveに一緒に出てたarpはいかがだったでしょう か。デビュー時にCD屋(確か石丸電気?)に流れてて ちょっといいかなー、と思いましたが、今もすごく無理 矢理なPRやってるようで、引いてしまいます。デビュー 当時は「彼女の歌声で氷の結晶がきれいになった(結晶 写真つき)」なんて感じだったのを覚えています。

 カバー曲だったのでいまいちピンと来なかったです。最後に歌ったオリジナル曲が一番良かった。あとなんかエロかった。 ファーストアルバムは凄く良かったけどそれ以降個性が薄れたのでしばらく忘れてました。



090830 ゆきおちゃん祭り09


 小池里奈と小池彩夢でW小池。さらに小池唯を加えて小池組というユニットを組んで欲しいと思った。今、小池が熱い。


 かなり前に、横のCDコーナー「パーリスBravo!」の名前の由来は何か?というのがあった。正解者はありませんでしたが、思い出したのでここで正解を言っておこうと思う。
 世の中にはBL漫画雑誌というのがいっぱいある。花音、キャラ、シエル、ディアプラスとか。その中に麗人というのがある。その麗人の増刊誌(季刊)の名前が「麗人Bravo!」という。それが由来。何か増刊を意味するものを付けたいと思った。


 昔の日本テレビの年末時代劇「白虎隊」で西田敏行が演じる会津藩の家老が戊辰戦争に負けて切腹した時「薩長の奴らがどんな国を作るのか、じっくり見てやるぞ」と言って死ぬのが凄くかっこ良かった覚えがある。今の選挙戦にはこういうのが足りない。やっぱり日本人は切腹だよな。

 私は今回は民主党が勝つだろうから、あまり大勝するのもまずいと思ったので自民党に入れた。カルト宗教と組んでるので入れたくなかったがバランスを取るために仕方ない。私がいなかったら自民党は50議席くらいまで落としただろう。



090828 坂本真綾の「ユニバース」を秋川雅史にカバーして欲しいと思った

 もう秋川バージョンで脳内再生が出来るようになった。


 松本美咲かわってねえええええええええ
 ↑
 「音楽戦士」でLOVE(エグザイルの社長が金が余って余ってしょうがないから作った女性ユニット)を見た時の感想。PARADISE GO!!GO!!消滅以来3年半ぶりくらいに見た。一番女の子が成長する時期にこんなに変化ないのか。



 パーリスに聞け!レス(一か月分くらい)

 いつも楽しみに読んでます。 また気が向いたら、 復活してくださいね。

 恥ずかしながら帰ってまいりました

 活動休止おめでとうございます! ここ連日の更新は、
1)パーリスさんが念能力に縛りをかけて効果を高めた。
2)更新したくないという思いが新たなスタンドを発現させた。
あたりが怪しいと思います。 2009下半期は、どんな妄想が現実になるのでしょう?

復活予告オッスオッス! ほとんど休止してなかったような気もするけど嬉しいです


 正解は、休止すると書くことが増えるのでなんとなく書いてただけでした。

>最近はただでさえ重いブログサービスに、youtubeの画面
>をはめ込み、広告やブログパーツを貼り付けまくり開い
>た途端にPCが固まるサイトが多い。私はこれからも出来
>るだけ字だけのサイトで行きたい。
素晴らしいです 一生ついて行きます


 ブログってなんであんな重いんだろう。

パーリスさん、ディケイド開始おめです! ところで、私の中では加藤夏希に続くオタクアイドル(?)は「毎日ウルトラ怪 獣図鑑を読んでいる」という「メイド刑事」福田沙紀なんですが、映画「ヤッタ ーマン」であんなになってしまったのでこっち方面ではもう無理ですかねぇ…?

 ヤッターマンはヒットしたから良かったんじゃ。むしろ櫻の園がやばかったような。でもメイド刑事という代表作が出来て良かったじゃないですか。

 >今日から俺のことをディケイドさんと呼んでくれ。
世界の破壊者! 悪魔!


 仮面ライダー自体は全然見てないのでわからなかったりする。

 パーリスさんは東京パフォーマンスドールをどう見て いたのか気になる。

 当時は中二病だったからアイドルとか表面的には興味ないふりをしていた。

10周年おめでとうございます ディケイドさんはハロプロはイマイチ好きじゃないと いう印象(過去ログから)なんですけど、Buono!は聴く のでしょうか? ハロプロのCDレビューなんかも読んでみたいです

 ボーノは良さそうだけど最近新しいアイドル曲自体聴く気がしなくなっちゃった。SPEED以降の歌って踊れるアイドルが好きだったんだけどAKBとかアイドリングとか素人芸の時代に戻っちゃったようで。

 倉科カナってFカップもあるんですね。胸の辺りの無駄 な脂肪も完璧ですね。 ちなみに染谷は誰になるんでしょうか。

 もうあのキャストで脳内上映できるようになりました。染谷はメガネかけて髪チリチリなら誰でもいいよ。メインの五人組なのに影薄い、ドカベンでいう山岡のポジション。



090823 

   咲の主要キャラの実写版キャストをずっと考えていた。

宮永咲 谷村美月
原村和 倉科カナ
片岡優希 森田涼花
竹井久 加藤夏希
龍門渕透華 大政絢
国広一 岡本玲
天江衣 吉田里琴
福路美穂子 秋山莉奈
池田華菜 川島海荷
加治木ゆみ 水沢エレナ
東横桃子 逢沢りな

 完成してみたら意外と実現可能な気がする。そんなに大物がいないのでこのくらいのメンバーなら割と集まっちゃいそうだ。史上最高のアイドルムービーだ。ミュージカルでも可。

 主人公は影薄いから谷村でいいだろ。B級邦画の主演といえば谷村だし。部長はナッキーぐらい重厚な人を持ってこないといかん。もう渡哲也とかのレベルだから。福路キャプテンもナッキーと互角にマッチアップするとなるとオシリーナくらいだろ。岡本玲、川島海荷、逢沢りな辺りは当該キャラを完全コピーできそうだ。
 タコスが一番難しかった。ああいうアニメでしか存在しないキャラは実写化不可能だ。衣もそうなんだけど吉田里琴という飛び道具が一回使えるからな。
 単に私の好みで選んでいるのではない。理にかなっているのだ。アニメとアイドルを両方解する人ならばわかって頂けるだろう。



090820 ダンディダディよりメイド刑事の方が面白い

 ロッテの復刻ユニフォームに触発され、10年目記念イヤーということで開設当時(2000年)のデザインを復刻してみた。確かこんな背景色だった。あと最初のタイトルの文字フォントをデカくしていた。何故そんなことをしていたのかは覚えていない。20世紀のテキストサイトというのはこういう感じだったと思う。

 最近はただでさえ重いブログサービスに、youtubeの画面をはめ込み、広告やブログパーツを貼り付けまくり開いた途端にPCが固まるサイトが多い。私はこれからも出来るだけ字だけのサイトで行きたい。
 しかしあのyoutubeの画面をブログにはめ込むのってそんなに必要なことだろうか。リンク貼れば十分だと思う。2、3個ならともかく何十個も貼ってあるサイト行っちゃった時なんてPCのファンが高速回転を始めてしばらく止まってしまう。もうそういうサイトには怖くて絶対行けない。というか私が新しいPC買った方がいいのかも知れない。



090819 

 今日から俺のことをディケイドさんと呼んでくれ。


 滴草由実のライブに行った。他に出る人がarp、Lisa Halim、いいくぼさおり、美郷あき、で、いいくぼって人以外全員知っているのでコストパフォーマンスの高いライブだった。でもそのいいくぼって人が一番面白かった気がする。あとリサハリムのパーカッションの人が可愛かったような。
 で滴草。今日出たミニアルバム「ENDLESS SUMMER」からの曲だけなのが少し残念か。フルバンド編成で見るのは初めてのような。声の調子が全開になってきた所で終了。ここから10曲とか聴きたい。この先フルライブを見られる日は来るだろうか。アルバムのレビューはまた今度。



090818 真野恵里菜と真行寺恵里の字面が似ていることに気づいた


 XTCというバンドはアンディ・パートリッジ、コリン・モールディングの2人のソングライターが8:2ぐらいの割合で曲を書いている。
 アンディの作る派手派手なポップスの中にコリンの牧歌的な曲が少し混ざるという割合が実にいいのだ。

 これと似ているものを発見した。サザエさんである。
 アニメのサザエさんは今は雪室俊一&城山昇という大ベテラン脚本家2人が書いている。

 雪室2:城山1
 雪室1:城山1:若手1

 割合は3本のうちだいたいこのどちらかのパターンである。
 雪室の書くカツオを中心に登場人物が騒動を起こしていくエキサイティングな話と、城山の季節や一つのキーワードをテーマにした落ち着いた話、この割合が絶妙である。3本全部雪室だったら濃すぎる。

 XTCも全曲アンディだったら何か足りないだろう。コリンは必要だ。
 ムーディー・ブルースもこれと似たような感じで、ジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジがポップな曲をほとんど書き、残りをグレアム・エッジとレイ・トーマスが1〜2曲書く。
 レイ・トーマスが書くケルト童謡みたいな曲がアルバムに2曲程度入っているのが福神漬け感があってよかったのだが、 彼がいつの間にかいなくなっていたのが残念である。晩年はフルートを持って突っ立ってるだけのお爺ちゃんと化してたから仕方ないとはいえ。



090816 この幼女も攻略できるの?


 長いこと休止中だったが、サイト開設9周年/10年目となる8/20にいよいよ更新復帰しようと思う。


 ポップジャムの新世紀アニソンSP、橋本みゆきが出てないのが残念。しかし観衆がラッシュ・イン・リオなみの盛り上がり。歌ってる人たちより客のほうがすごい。
 スキャンダルのけいおん!カバーはやっぱり盛り上がらない。しかし中の声優の人たちが出てくればそれでいいというものでもない。ロジャー・ラビットみたいに、アニメのキャラが実写のスタジオ映像にはめ込みで出てくるのが一番いいと思う。



090812 火野正平がテルマを狙う理由がわかった気がする


 やっぱりアニメ(マンガ)というのはキャラクターが全てだ。咲を見てるとそう思う。
 キン肉マンやドカベンのような、次から次へと魅力的なキャラが登場して戦い(試合)を繰り広げる面白さを萌え絵で味わえるとは思わなかった。キャラが立ってれば戦うジャンルがなんであろうとあまり関係ないのだ。土山しげるの「喰いしん坊!」以来の衝撃。

 かなめもや大正野球娘、けいおん!は単純に萌え絵に何かジャンルを組み合わせてるだけで咲やストライクウィッチーズのようにプラスαが無かった。まあ全部見てるけどな!

 咲とストライクウィッチーズは基本的に同じような特徴の人が出ている。同じ「漫画俳優」が演じてると考えると面白い。

芳香 咲
坂本 福路
シャーリー 和
ルッキーニ 池田
ミーナ 竹井
ハルトマン 国広

 ストウィではルッキーニが一番好きだったけど池田はそんなに好きじゃない。僕は国広一ちゃん!

咲-Saki- アニメスペシャルサイト



090810

 
龍造寺家兼に最近ハマっている。

 昔「信長の野望」をやっている時に、「信長誕生」(1534年)のシナリオですでに80才を越えている大名がいた。それが龍造寺家兼である(顔グラフィックは丹波哲郎似)。

 ある日思いついて調べてみたらこれがとても面白い。
 龍造寺家兼は戦国大名の前の守護大名の少弐氏に仕えて90代まで生きる。なにしろ応仁の乱の時すでに13才なのだ。

 91才の時に龍造寺一族の繁栄を妬んだ政敵・馬場頼周の陰謀で息子と孫たちを全員殺される!

 生き残った家兼は92才で怒りの挙兵!

 憎き馬場頼周を討ち、ひ孫の隆信に後を託し93才で没す。隆信が龍造寺氏を九州三強大名まで発展させるのである。

 なんだこれ? 戦国の森繁?
 私も朝倉宗滴とか北条幻庵とか老齢武将研究にハマったことがあったが、こんな無茶苦茶な記録が残っている人がまだいたのか。16世紀に80代まで生きてることが異常なのに、ないない、90代で挙兵はないよ。それに若い頃の記録が少ないのに90代に入ってからのエピソードがいきなり濃すぎる。

 家兼役を演じられる俳優は森繁か池辺良しかいない(90代の有名俳優という点で)。しかし90才まで特にエピソードが無い人を主演に映像化はいかにアンチエイジング時代とはいえ難しい。龍造寺隆信と鍋島直茂の大河ドラマでもあれば序盤にちょっと出られるか。戦国BASARAに隠れキャラで出そう。



090805 RYTHEMがリルビーみたいになってるので吊ってくる

 平川地一丁目とRYTHEMは田舎の素朴な少年少女が都会に染まりDQNとギャルになっていくのをリアルに見せてくれるデュオであった。

 でもリルビーのルックスは面白いので好きだ。歌ってる方はジャガー横田そっくりでかっこいいし、ラップの方は坂田利夫みたいで面白い。海外のRPGのアメコミ風パッケージイラストに描いてある女戦士と使い魔のモンスターみたいな趣がある。



090804 カバ夫君、のりピーみっかった?

 「ブザー・ビート」を大政絢・小松彩夏・杉本有美のために見るのは不可能だという結論に達した。メインキャラの北川景子・相武紗季・貫地谷しほりより、この二軍の3人の方が可愛いという理不尽なドラマである。大政は山Qさんの妹だから画面には写る。小松も一応。
 しかし杉本有美なんてほとんど隠れキャラ。こんな上玉をエキストラで使うなんてダルビッシュを敗戦処理で使う星野仙一ジャパンですか。でもあんなドラマなら二軍の方がいいかも知れない。

 杉本有美も「弱小事務所の実力者」になりつつある(テレビに出まくってる大手事務所のアイドルより互角以上に可愛いのに、弱い事務所なので変な仕事ばかりしてる人)。
 このジャンルには頂点に加藤夏希がいてその下にキリンプロの三人娘(秋山莉奈・森絵梨佳・芳賀優里亜)がいる。普通にドラマに出れないので特撮ばかりだ。ファンが「大手事務所ならスターなのに!」とか嘆くことが多い。
 このジャンルの人はやたら芸暦が長くて大抵の仕事(モデル、グラドル、写真集、DVD、CD、映画、ドラマ)全部やってるから何でもこなせる。加藤夏希のレベルまでB級を極めると大きい仕事も来るようになり、仕事人・雇われ用心棒みたいな風格が漂ってくる。ナッキーの後を継いで仕事人アイドルになれるのは杉本有美しかいない。川原真琴にもこの素質があると思う。

 ちなみに小松彩夏はこのジャンルじゃない、「大手にいるのにその事務所のカラーに合わないから飼い殺しにされてる人」だ。あの事務所は富田靖子→深津絵里→上野樹里と、代々ブサカワショートカットがエースだから小松のような正統派の美少女は出てこない。同じ境遇に桐谷美玲がいる。



090803 ゴーイングマイウェイ!わかる!?

 押尾先生がリアル郷屋川脩になってしまった。
 女にクスリを飲ませて死んじゃったってまさに郷屋川脩じゃないか。郷屋川脩の場合はその女を埋めてしまうのでちょっと違うが。またその女が生き返ったりするんだけどそんな漫画のようなことは起こらない。

 今日は押尾先生追憶記念で
LIVの「Are you alive?」を聴こうじゃないか。LIVで一番というか唯一好きな曲で、俺のアイポッドに唯一入ってるLIVの曲がこれだ。しかし今、まさにAre you alive?



090802 ジェロ最近見ないな

 「となりの芝生」は次回からお水の花道編へ。このまま家の中の嫁姑バトルだけで行くのかと思ったら、朝香が謎のメンズクラブのママとして働きに出るという超展開。さすがスガコ先生や! 


 着うたギャル歌姫が無限増殖する今、真野恵里菜の80年代どころか70年代アイドルみたいなスタイルはいいスキマ産業だ。 アルバム出たら買ってしまう。つんくの曲じゃないからいいんだろうな。つんくの変な曲を歌っていたらお終いだった。
 真野恵里菜みたいな歌手活動をバナナ美にやって欲しかった。バナナ美こそああいうブリブリのアイドルをやるにふさわしい顔だ。今からでも遅くない。



090731 私が見た紳助は正義だ

 
ニードレスのED、と書くだけでアニメファンにはわかってしまう。どんな悩みを聞かれても「ソープに行け」と答えるのが今までのトレンドだったが、これからはどんな悩みを聞かれても「ニードレスのEDを見ろ」と答えることにする。
 アグレッシブ・ゾーンという曲名、さらにこの映像がアニメ本編と全く関係ないということがすばらしい。このアニメは普通のジャンプバトル系で、この3人もガイア・オルテガ・マッシュみたいな普通の敵キャラでこういうノリがあるわけじゃない。


 ここの所ずっと桜バナナ美(桜庭ななみ)ばっかり見ていた気がする。ドラマ「ふたつのスピカ」が終わっていた。素晴らしい青春ドラマだった。
 ストーリーや演技、ましてや視聴率なんて関係あらへんのや! 15才というその女の子の一番輝ける瞬間をフィルムに封じ込めることが重要なんや! 君らにはたぶんわかるやろと思う!



090730 ロッテの日ハム戦一点差負けっぷりが芸術の域に達している件

 もはや番宣だけでおなか一杯・一巻の両津になら似てる・などと言われている香取慎吾。
 彼はなんでシラフであんなハイテンションを出せるのだろうか。尋常じゃない。大声をあげても相変わらず目だけは死んだ魚のようだ。スマップの中でも一人飛びぬけて子供の頃からジャニーズにいる(小学生の時からいる)だけあってもっとも純粋培養された存在だからか。ジャニーズの中でどんな恥ずかしい仕事でもこなせるのは彼だけだ。彼はもはや人間じゃない。
 だいたい両津は自分で「こち亀だぁー!」なんて言わない。

パーリスBravo!
まごころとおもてなしのCDレビューコーナー




091210

Heartbreak on Vinyl/Blake Lewis

 アメリカンアイドル出身の歌手は、1stアルバムは注目されて売れるが、2ndアルバムは落ち着いて良作を作るのだが旬が過ぎて全く売れなくなることが多い。このブレイク・ルイスの2ndもそんなアルバムになりそうだ。
 前作は今風なダンスミュージックのアルバムでリズム強調の楽曲が主。17曲もあって売りのヒューマンビートボックスだけのトラックとかもありゴチャゴチャしていた。

 ところが今回は全部コンパクトなシンセポップ楽曲ばかりのアルバムになってしまっているのである。一曲目のタイトル曲からして今のペットショップボーイズやデペッシュモードより80年代的メロディアスなシンセポップ。
 個人的には大満足のアルバムなのだが、お前大丈夫なのかこれでやって行けるのかと思ったが案の定前作の10位から135位に急落。UTADAより売れてないってヤバい。日本人で最もこのアルバムを聴いた人間に、俺はなる。



091206

Sweet Hits☆/bump・y

 スウィートパワー所属の桜庭ななみ、菊里ひかり、松山メアリ、高月彩良、宮武美桜、宮武祭の6人による80年代アイドルのカバー曲集。バンピーと読みます。
 例によって丹羽多聞アンドリウによる同名のネットBSドラマの出演者であり、全員で歌うその主題歌も含む。だったら東京少女やケータイ刑事の主題歌集も出して欲しいと思う。
 ドラマの関係でノリで出したのかと思ったが公式サイトまでちゃんとある。やる気なのだろうか。かつての森田クラブを思わせるたたずまい。ななみクラブとか桜庭一家って感じだ。

 内容は10代の女の子のカラオケみたいなもの。上手い下手を超越した中でもやっぱりななみの歌が一番味がある(はいからさんが通る)。めちゃめちゃ昔のアイドルっぽい声で元気に歌ってる。いいよ! ななみいいよ!
 単にこの中じゃ一番大きい仕事をこなしているからレコーディングの時もあまり緊張しなかったんじゃないかとか、もうそういうレベルの話。
 元々桜庭ななみは女優として使うより真野恵里菜みたいなアイドルになって欲しいと思っていた。ななみだけには少女漫画やケータイ小説の映画やドラマなんかに主演して消耗して欲しくないのである。ここ5年くらい10代の子を売り出す手段は歌より女優だったわけだが、そろそろ流れはまた変わるだろう。

 宮武姉妹と高月彩良(イケメン)は13〜10才であるからさすがになんかもう聴いてて心が洗われるって感じだ。 10才の子の歌とかもうどうしろと。あと、菊里ひかりは早くもななみの次が期待される注目の美少女だが、歌い出しからズッコケた。全員で「EQUALロマンス」が聴きたかった。



091202

swamp man/HIGH and MIGHTY COLOR

 ボーカル、マーキーがドリカムベースとロリ婚という逆噴射的オチでもってソニーとの契約終了、新ボーカル・ハルカを迎えてインディーズからひっそりとリリースした快心作。インディーズなので2300円だ。メジャーだと3000円ってどう考えてもおかしいよな。
 元々マーキーがソニーから押し付けられたボーカルであったため、今回こそが彼らの本当の姿と言える。歌物ゴシックメタルという方向性ではソニー時代と大差は無いのだが、中身は全然違う。

 ソニー時代はポップソングとしてマーキーの歌が中心であるのでマーキーの歌声がクッキリと大きい音でミックスされ、バンドがテクニカルな演奏をしていてもマーキーと別の場所で鳴っているような感じが最後までぬぐい切れなかった。
 今回はまず楽器の音がデカい。いやバンドなら普通なのだが。
 ハルカのボーカルはゴシックメタルのフォーマットの中でいわゆる「女声」が必要な時に使われるので飽くまで音の一部である。時に囁き、時に勇ましく「living」では圧巻のシャウトを聴かせる。轟音の中でひとりガールポップ的歌唱法をとっていたマーキーとは違う。

 もっと目立ってもいいくらいなのだが、マーキー(というかソニーの人)の時のようにならないために「お前は俺たちの言った通りに歌ってろ」的なヒエラルキーを感じる。ハルカはメンバーと同じ沖縄出身である。ちなみにユウスケもちゃんと歌っている。
 インディーズに戻ると聞いて、だったら新しい女ボーカル入れずにユウスケ一人でいいんじゃないかと思ったがこの楽曲なら納得だ。この編成でもう少し新作を聴きたいが、このアルバムで終わってしまわないか心配。たのむ、がんばれがんばってくれ。



091129

Waking Up /OneRepublic

 デビュー作でMySpaceをきっかに中ブレイクを果たしたアメリカのバンドの二作目。
 いまいち買う気にならないので今回切ってもいいかと思ったが、それでも気になるので買った。(アニオタ用語で「切る」というのは途中で見るのを止めてしまうことだが、ここでは毎回買ってたバンドの新作を買うのを止めること)。

 あまり期待していなかったらこれが当たりだった。
 前作はもっと軽いギターバンド然としていたはずだが今回全ての曲がやたら壮大で分厚い。全曲ウィーアーザワールドみたいな感じであえてペース配分を無視したような所がある。
 そして前回は単なるギター、ギター、ベースでしかなかったメンバーに何故かヴィオラ、チェロ、鉄琴などがクレジットされる異常事態。楽曲の方向性は違うがニュアンス的にはエニドに近い。あの普通のバンド編成で何故かオーケストラを演奏するプログレバンドのエニドに。
 マーキュリー・レヴとかフレーミング・リップスとかがメジャーのヒット曲っぽい楽曲でアルバム作ったらこういう感じになるのではないか。

 ボーカルのライアン・テダーはアイドル系に数多くのヒット曲を提供しているソングライターでもある。普段アイドルに曲書いてる人が自分のバンドでプログレ大会、みたいなケースは日本でも良くある。



091124

ロザリオとバンパイア アイドルカバーBEST

 アニメ「ロザリオとバンパイア」ヒロインの声優(水樹奈々・福圓美里・こやまきみこ・釘宮理恵・千葉紗子・斎藤千和)が歌うキャラソンのカップリングに入っていた80年代アイドルのカバー曲を集めたアルバム。おおよそ製作者の趣味で作られたとしか思えないシロモノ。半年前から買おうか気になっていたが半年経っても気になるので買った。

 こやまきみこの曲だけ声が特殊なので聴き通すのにキツイが、以外は歌も上手いので聴ける。現代のサウンドかつアレンジは原曲に忠実、ボーカルもアイドルっぽく上手く演じて歌われているのでまさに80年代のアイドルポップスが現代に蘇ったかのようだ。
 でも歌ってる声優に思い入れがないと面白くないだろうとも思う。だから80年代アイドルポップスが好きでかつ今の最先端のアニメ・声優も好きな人、つまりこの私ぐらいハイレベルな人物でないと楽しめないだろう。

 釘宮理恵がこのアニメで演じる白雪みぞれはいわゆる「ルイズ声」では無いため(胡夢とみぞれは「うる星やつら」でいう所の弁天とお雪みたいな存在)、「スローモーション」(中森明菜)の方ではあまり釘宮っぽくないが、「Say Yes!」(菊池桃子)の方ではもうその縛りいいやとなったのかちゃんと釘宮っぽい。だからこの「Say Yes!」と福圓とのデュオの「EQUALロマンス」(CoCo)の2曲を特に繰り返して聴いている。「EQUALロマンス」は女の子声のユニゾンなら誰が歌ってもハズレが無いと思う。他にカバーしてるのプリエールぐらいしか知らないが。

 水樹奈々はさすがに上手いが特に「赤いスイートピー」が名演だ。
 斎藤千和がスケバン刑事の主題歌だった「白い炎」(斎藤由貴)を歌っているのだが、これが情感があってとても良い出来。「プリップリン体操」(ケメコデラックス)や「雪月花」(レベッカ宮本)と同じ人が歌っているとは思えない。



091119

Revolution/Miranda Lambert

 アメリカのカントリー・ガールポップ歌手の三作目。はすっ葉な歌声とファニーフェイスが魅力でこのジャンルの若手では一番好き。
 テイラー・スウィフトが突然空から降ってきた女神様ならミランダは地元のツンデレ幼馴染みだ。

 前作はロック色が強かったが、今回はゆったりとしたカントリー・アコースティックなポップスが多い。でもミランダが一人で作曲した曲はカントリーっぽさが無く、ロック系シンガーソングライターのような感じである。3曲しかないが。実は本人にはそんなにカントリーに思い入れ無いのかも。



091116

僕旅/CHICAGO POODLE

 沈み行くGIZAが最後に産み落としたマスターピース。

 王道のJ-POPメロディーが書けるピアノロックトリオのメジャー1st。
 スペーシーなデビュー曲「ODYSSEY」は衝撃的で、実はitunesで買ってここ半年毎日聴いていた。これがハガレンのOP曲だったら良かったのにと思いながら。続くシングル「ナツメロ」「さよならベイビー」も見事なソフトロックだった。
 曲作りも編曲も本人たちがやっているのでニューシネマ蜥蜴やWAGやdoaやnaifuのようなカッチリと作りこまれたビーイングっぽさは全く無い。しいていえばDEENの池森を泥臭くしたような声ではある。
 こういう全盛期のチャゲアスやミスチルのような真っ当なメロディネスを持ったバンドがちゃんと売れるようになれば邦楽は活気を取り戻すだろう。



091013

Truth/詩音

 君の声が好きだ 顔なんてものは僕の頭の中で勝手に作りあげりゃいい

 昔そんな歌があった。それくらい圧倒的に声が好きな歌手、詩音だ!
 最初に詩音という存在を認識したのは、CDTVの30位くらいで一瞬なんか凄いの映ったぞ、と思った時である。テルマ・ミリヤ・AI・クリスタルケイらを凌駕する最終フェイス、そして過剰なほど甘えたような可愛らしい歌声というギャップ、これは面白い・・・!
 おそらくモグラ叩きのごとく没個性な歌手が出てくる着うたディーヴァ業界において、差別化を図るため血のにじむ修行の末この歌唱スタイルを編み出したに違いない。たまらない声だ。もう中毒である。

 これDVD付が2400円で、通常盤(一曲ボーナストラック付)が2100円なんだ。そんなの通常盤に決まってる。詩音に映像はいらないだろう。さらに店頭で買ったらポスターがつくと言うので「いらないです! いらないです!」と叫んだ。
 もうストローハットをかぶった藤井美菜みたいな人が歌っていると想像しながら聴いている。別に佐々木希でも誰でもいいんだがどういう風に聴くかは自由だ。あるいはPVをアニメにするとか。もう感覚的にはキャラソンに近い。釘宮ソングと同じ。

 楽曲の方はギャルの気持ちを代弁ナキウタ胸キュンスイーツソングばかりであるが、もう声だけ聴きたいのであまり耳に入らない。それだけにほとんどの曲に入っているラップが邪魔である。



091007

塩、コショウ/GReeeeN

 GReeeeNと湘南乃風はなんだかんだ言って新しかったと思う。好き嫌いはあれ、この時代に個性的な新しいスタイルを作り出したのは大したもの。湘南乃風の個性は若旦那のキャラ(顔と声)に負う所が大きいのだが、GReeeeNは一体何なんだろう。ラップのようでラップですらない。GReeeeNが何か気になるのでちゃんと聴いてみることにした。

 「Aメロ→Bメロ→サビ」を「ラップ→サビ」にするのが00年代の流行だったわけだが、ラップだとカラオケで歌いにくいからまた「Aメロ→Bメロ→サビ」に戻したのがGReeeeN。現にアルバムの中には「ラップ→サビ」の曲も多い。しかしもうラップだかなんだか区別がつかない。つまりカラオケでみんなで楽しく歌えるように流行歌を童謡レベルまで戻したのだ。

 と、こんな良くあるJポップ評論みたいなことを書いても何かしっくりこない。実際GReeeeNを聴いてみて何かに似てるんだよなーと気になり続けていた。その引っかかっていたものを深層心理の奥深くから取り出すことに成功した。

 あれだ、「こおろぎ'73」だ!

 70〜80年代にかけてアニメ・特撮のテーマソングを影で支えたコーラスグループ、こおろぎ'73に似てるんだ。行進曲のような曲展開、4人組コーラスグループ、耳に残るサビ、メンバーの顔を誰も知らない、とにかくみんなで歌って楽しいぞという感じの歌唱法、共通点は多い。
 「キセキ」がルーキーズに合ったのもドカベンのOPをこおろぎ'73が歌っていたからなんだ。

 GReeeeNはメジャーなアニメが存在せず、若者の共通原体験が無い時代に現れた現代のこおろぎ'73だったんだよ!

 こおろぎ'73は単独で歌っている曲が少ないのだが、「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」主題歌の君がいるからや、悪魔くんOPなどはかなりそれっぽい。

 読者の諸君は「どこが似てるんだよ!」と全く理解されないかも知れないが、とにかく私の中では説明がついたのでスッキリした。EXILEは現代のムード歌謡、GReeeeNは現代のこおろぎ'73ということで決まった。



091005

絆/腐男塾

 世界的にも稀な男装アイドルグループの衝撃のフルアルバム。
 前身(今でもあるが)の中野腐女子シスターズもギミック満載のグループだったにも関わらず、あれではCDデビュー出来ず、男装硬派学園ものという究極のギミックで「これや! これならいけるで!」とGOサインが出てしまったというのは劇的だ。事務所も弱く年も結構いってるからこのくらいやらないと確かにAKB・アイドリングに次ぐ第三勢力にはなれない。

 はなわの楽曲ということで軽く見られるかも知れないが、サビで非常に盛り上がる構成の曲ばかりなので全然いける。音楽的にはミートローフやアンドリューWKを思わせるミュージカル調でドラマチックなハード&へヴィロックである。アレンジ全般はCoccoのセカンドプロデューサーであった成田忍が手がけている。
 サビの全員でのコーラスがボーイソプラノ風でやけにきれい。ザ・バーズみたいだ(ミスタータンブリンマンじゃなくて昔の日テレの専属コーラス隊)。大音量で聴くとカタルシスがある。
 ハレンチパンチのファーストと共に「ここにしか存在しなかった音楽」として後世のマニアに愛されるだろう。
 「そう顔上げて」が「ソウカを上げて」に聞こえるのが嫌。はなわなだけに。まあ歌詞のことはよそう。

 ルックス・歌唱力でツートップである虎次郎と狂平(虎南と京本)は「弱小チームのエース」という感じがして面白い。他にAKBやアイドリングと互角に戦えるメンバーがいない。「それでも虎南ならなんとかしてくれる」みたいな。
 世界的にも稀な男装アイドルグループとうことでフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドみたいにメンバーに一人本物のレズが混じっているという噂があったら面白いのに。リーダーの曜介は年齢のせいか男装というより単なる短髪の地味な女に見えるので、外見的にそれっぽい。
 しかし腐男塾でやおいとか倒錯もいい所だ。



091004

RGB/NIRGILIS

 3年前のシングル曲が入っている久しぶりのアルバム。発売日に買ってしばらく忘れてたのだが、のあのわの話の時に名前出してから思い出して最近はいつも聴いている。前作「BOY」はまだ吹っ切れていなかったが今回は全曲メロディアス&コンパクトになった最高到達点である。良く聴くアルバムが名盤だ。
 とはいえ岩田アッチュの野放図な歌い方はそのままだしアレンジも凝っている。ソニーに移って売れ線一辺倒になったという見方は正しくない。ちゃんと聴けばニルギリスの個性は活かしている。もっと着うたバラード(ラッパー付)ぐらいまで行かないと売れ線とは認めん。

 「CAT FIGHT」「恋のレジスタンス」と速い曲が続く所がアルバムのハイライトか。岩田が単独で作曲している曲は特にポップよりな気がする。前々作「ニュースタンダード」で一番聴いたのはアルバム中飛び抜けてメロディアスな曲だった「サイボーグ」だった。このサイボーグがニュースタンダードで唯一岩田が単独作曲した曲だった。なので私にはこれでいいんだ。さて次回作は果たして何年後だろうか。



090927

The Resistance/MUSE

 00年代のイギリスのバンドで一番好きなのは何だろうと思った。アメリカだとモダンロック系のバンドがたくさん思いつくんだけど。ガレージロック・リバイバルやニューウェーブ・リバイバル関係のバンドはアルバム一枚聴いてもういいや、だった。コールドプレイ系のバンドも全然ハマってない。

 ということでそんなにとても大好きという程では無いのだが消去法でミューズになってしまう。70年代のジェネシス、80年代のマリリオン、90年代のマンサン、00年代のミューズというブリティッシュ・シアトリカル・プログレの系譜を絶やさずに守ってくれたということも大きい。ジェネシスとマリリオン、マリリオンとマンサン、マンサンとミューズは比較されるが、 一直線に並べられることはそういえば無いように思える。

 今回のアルバムは聴きやすい。別にポップになったとかいうわけではなく一曲一曲が独立している。歌詞も割と前向き。今までのアルバムは曲間のつながりあって複雑でゴチャゴチャしていたような気がする。そのためミューズのアルバム一度聴いてその後あまり聴かないということがあった。今回は聴きやすいので長く聴けそうだ。そういう意味で最高傑作。
 ラストは出た!組曲だ! といってもテクニカルで押しまくるのではなくオーケストラゆったりまったりな出来。

 あとElectric Soft Paradeというのもあるか。>>(00年代のイギリスのバンドで一番好きなのは何だろう)でも無名だからなあ。



090923

Graffiti Soul/Simple Minds

 レコファンでシンプル・マインズのニューアルバムを見つけてしまった。シンプル・マインズは私にとって新作を買うかどうか当落選上のバンドなので手にとってしばらく悩んでしまった。最近初期のテクノ/ニューウェーブ方面に回帰したスピリチュアルなアルバムが多く、エモーショナルなロックがあまり聴けなかったからだ。
 シンプル・マインズのアルバムは聴いてみるまで何が飛び出すかわからない。そういう意味ではU2に似ているが、U2ほど明確ではなく微妙に後ろ向きに音楽性を毎回変えてくるバンドだ。出てたの知らず店頭で見てしまったから前情報も掴んでないし。結局今回ダメだったらもうやめようと思って買った。

 で結果の音の方は、30年でいろいろ変わってきたシンプル・マインズの音楽性、その全てが折衷したアルバムだった。そう来たかと思った。つまり初期のジョイ・ディヴィジョン的リズムを刻みながらちゃんとメロディアスなロックになっている。スピリチュアルも入ってる。音楽性を常に変えて来たバンドが原点回帰もやり尽くしてさあどうしようとなった時に、その手があったかと思う。



090915

SPECTACLE/のあのわ

 こういうJポップでありながらプログレッシブで凝ったサウンドを聞かせるバンドはかなり好みなのだが、最近はすっかりレスポンスが弱くなったのでアルバムが出てようやく聴いた。

 シングルの「ループ、ループ」に代表される、はっきりしたサビを持つJポップでかつ大仰なサウンドで噂にたがわぬ良さ。「ドラマチック」の時のクラムボンに近い。私はクラムボンはもうドラマチックしか聴いてなかったりする。ドラマチックはクラムボンが唯一ド派手なポップスに振れ切ったアルバムであるからだ。
 他にもタイトル曲「SPECTACLE」の大仰なオーケストレーションはクライベイビーのフラワーを思い出した。ってそんなの誰も知ってるわけ無い。

 ロキノン方面へ営業してるようだけど、そっちの方へこういうバンドが需要があったことがない。ジギタリスっていうバンドの時にもそう思ったことがある。それよりもファンタジーやSFのアニメやゲームの音楽を担当した方がいい。そっちにはザバダック系統や新居昭乃とかのファンが一定層いるからその層なら労せず受けいれられると思う。ジギタリスのボーカルの人が歌ってたロロナのアトリエのテーマソングは良かった。

 こういうプログレなJポップは売れないからたまにしか出てこないのでとても貴重だ。ちょっと前はLccal Bus、CORE OF SOUL、トルネード竜巻、ニルギリスだったけど今はmoumoon、二千花、のあのわ、ジギタリスがプログレ四天王。



090827

Messin'/Manfred Mann's Earth Band(1973)

 マンフレッド・マンズ・アース・バンドを聴こうと思う。
 60年代ビートバンドのマンフレッド・マン(バンド)のマンフレッド・マン(人名)がマンフレッド・マン(バンド)解散後に結成したのがマンフレッド・マンズ・アース・バンド。ちなみにその間にマンフレッド・マン・チャプター・スリーというバンドもあった。

 ビートルズをキン肉マンだとすると、ストーンズやキンクス、ザ・フーがテリーマン、ロビンマスクとか普通の正義超人。マンフレッド・マンやハーマンズ・ハーミッツやデイブ・クラーク・ファイブはキン骨マンやイワオ、キングトーンみたいなものだ。つまり元祖・ビートルズのライバルなのだが歴史から埋没している。

 このアルバムで聴けるのはハードロック的でもプログレ的でもあり、ザ・70年代ブリティッシュロックという感じなのだが、出だしがいきなりインプロビゼイション的な長尺曲で、ジャズやファンク色も濃い。ボーカルだけブルースっぽい。後には全米一位のシングルだってある(ブルース・スプリングスティーンのカバー曲)

 でも70年代ロックのどのカテゴリー(ブリティッシュ・ハードロックにもプログレッシブ・ロックにも)にも入らないので ほとんど誰にも紹介されてない。なので私もこのバンドの存在を認識するのが遅れたが、音としては何でもありで非常に面白い。
 ゾンビーズにおけるアージェントとか、アニマルズにおけるエリック・バードン・アンド・ウォーと同じで60年代ビートバンドで有名な人たちが70年代にやってたバンドはどこのカテゴリーにも入らないことが多い。有名な70年代バンドの人たちもほとんどがビートバンド出身なのだが。

 恐ろしいことにこのバンド今でも続いている。前進のマンフレッド・マンから数えるとストーンズと全く同じ46年もやっていることになる。



090822

ENDLESS SUMMER/滴草由実

 ソウル、ブルースのシンガーソングライターのようだった前作THE PAINTED SOULからガラリと変わって、今回は夏をテーマとしたミニアルバム。珍しく、というか初めて明るい内容である。ジャケも笑顔だ、初めてじゃないか?
 K.の「Sunrise City 8509」や安室奈美恵の「Baby Don't Cry」のような系統の哀愁デジポップ「Endless Summer」、モダンアメリカンロックのサビを持つ「LET'S GO」「I wanna run to you」という具合に。カリンバのイントロがスパークリング☆ポイントを思い出す超ポップな「キミと夏」がハイライト。

 どんな曲を歌っても独自の世界にする声はそのままだ。ほとんど売れてないながらリリースがなんとか途切れないのは、ビーイング関係者もしくは長戸大幸本人が滴草のファンなんじゃないか。元々ビーイングは関西ブルースがルーツの会社であるため、ブルースを感じさせる滴草の歌声は残しておきたい存在なのではないだろうか。
 といいつつも最近のビーイングではミニアルバムが出たら契約終了というケースが多い。滴草の場合はライブ・イベントのスケジュールが多いので大丈夫と思うが。新作が出る限り聴き続けたい。私にとって最後の好きな歌手になりそうだ。



090821

Double-edged sword/吉川晃司

 もう吉川しかいない
 サビで「かっこつけようぜ」と叫ぶ先行シングル「傷だらけのダイヤモンド」、そしてサビで「俺がエルドラド」と叫ぶリードトラック「El Dorado」。この2曲だけで私にアルバムを買わせてしまうのに十分だった。
 もう吉川しかいなんじゃないか。80年代のミュージシャンで死んだ者、廃人になった者、警察の厄介になった者、まともに活動してる者も少ない今、吉川の健在ぶりが際立ってきた。

 そして年と共におとなしくなるわけでもなく全くそのままの音楽性。なんという安心感。ゲストも多く参加しているが基本は吉川自らのギターとベース、後はドラムとキーボードだけの3人。音数は少ないが一つ一つがやたらバカデカいシンプルで骨太なサウンド。11曲中最初の7曲が豪快なアッパー楽曲。

 そしてひたすら雄々しい歌詞が続く。男は弱さや悩みを売り物になどしないのだ
 さっきの「El Dorado」にしても1番2番のサビでは「俺のエルドラド」と叫んでいたのに最後の大サビで「俺がエルドラド」になってしまう。探していた黄金郷とは俺本人なのだ!という、こんな全く自分を疑わない人は今貴重だ。もうすがりつきたくなる。この曲を鋼の錬金術師のオープニング曲にしてくれ。
 初回には去年と20年前のライブアルバム2枚が付いている。DVDじゃなくてライブCD、しかも2枚!っていう所も男らしい。

 


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